もん太@射水市民です。
昨日、やっと衆議院解散しましたね。前回の「郵政解散」以来、短期間に小泉→安倍→福田→麻生と首相が変わって、新陳代謝が活発なんですが、なんやかんやと後の3人は小泉さんの尻拭いでエライ目にあっているような気がして少々気の毒な気がする今日この頃です。それで、今度は「政権選択」が最大の焦点となるということで、テレビやラジオ、新聞なんかでは……
猫も杓子も「皆既日食」一色のようでございますね(?)
いやぁ~、もう本当に日本人はどんだけ日食が好きなんだってくらい「日食萌え~~っ♪」なんですが、もん太も負けじと学生時代は「学食萌え~~っ♪」でございました。まあ、昨日からマスコミは日食一色なんですが、何と言いましょうか?
太陽の前を月が横切っているだけじゃない?
……という話なんですね。そう考えると、いつも太陽の前を雲が横切ったり、飛行機が横切ったり、鳥が横切ったり、もん太が横切ったりと、何かしら横切っているので、ある意味「オールウェイズ日食!」なワケですね。それがたま~に月が横切ったくらいで、アンタたち何よ!月だって横切りたい時だってあるわよっ!そっとしておいてあげなよっ!とかばいたくなるのですね。
まあ、そうは言っても日食の時間帯は平日の真っ昼間でございますので、24時間ビジネスマンな働き者の日本人は日食なんか見ているヒマはないかと思います。もん太も、なんやかんやと忙しくて日食見ている場合じゃないので……、
日食撮ってきたよっっ!
「日食」と言っても、親鸞会館にある「日清食品」の自動販売機ではありません。正真正銘、巷で萌えていた日食でございます。皆既日食は、南方のトカラ列島にある「悪石島」という、どことなく不名誉なネーミングの島などでしか見れないそうだけど、部分的に欠ける部分日食は日本全国で見られるので、もん太はホームグラウンドの富山県!それも、正本堂前に陣取ってみたよっ!!
後から聞いたニュースでは、皆既日食が見えるトカラ列島付近や西日本は大雨とやらで日食が見られない地域が多かったのに対し、都道府県の日照時間ランキングでは、最下位付近を徘徊する富山県は、どういうわけか晴れor薄曇りというベストコンディション!前日の夕方、梅雨明けもしていないし曇天続きだったので、某氏からは「どうせ雨だよ、雨、雨!」とバカにされていたものの、その時見たYahoo!天気予報では、昼までは曇りで、昼からは晴れとなっていた。ステキだ!ステキすぎる!!
そんなわけで、もん太の心の親友であるフォトグラファー猿氏に同行し、親鸞会の正本堂前へ!
富山市天文台が発表している今回の日食の情報では、欠け始める食の始めが9:52。食の最大が11:07。食の終わりが12:24とのこと。僅かでも欠けていれば日食ということで、これだけ長い時間帯になっているんですね。食の始め頃に見てみれば、天文台の言うとおり上部が少~し欠けていた。
フォトグラファー猿氏は、いそいそと2台のカメラをセット。1台は望遠でアップで撮る専用。もう1台は、広角で周囲を入れて撮る専用ですね。事前に太陽撮影用に減光する為のNDフィルターを入手していないので、スッキリとは撮れなかったものの、猿氏は頑張った!
まずは、10:52頃のアップ。

親鸞会の正本堂前でも部分日食が見られました
太陽撮影専用のNDフィルターを使えないので、若干角が丸っこいのは許してちょうだい!
現地到着の9:40頃には汗だくだくで暑くてたまらなかったものの、この頃から周囲は少~し薄暗くなってきて「おっ!日食やな!」という感じでした。それに伴って、気温も下がったのでもん太的には実に嬉しかった。
そして、富山市天文台が予告していた食の最大の11:07!

富山県では11:07に食の最大で、最大食分は約74%!
ビンゴ!まさしく、太陽の74%が欠ける最大食分!これが70%を超えるのは、富山県ではめっちゃ久しぶりらしい。この時は、ちょっとだけ雲が出てきたので、まだらっぽく見えるけど、その分、減光効果があって、エッジはさっきよりもシャープになっている。もん太的には恵みの薄曇りぢゃ。
ただ、世間的にも日食の写真といえば、上記のような太陽だけの写真が非常に多い。やっぱり正本堂前で撮るからには、正本堂っぽさを出したいと猿氏が言っていたので、ここからはデジタルフォトのプロっぽく特殊撮影に突入~!(恐らく、日食撮影で、こういう手法をしているのはネット上でも、あまり見当たりませんヨ!)

親鸞会の正本堂に輝く鷲のマークとツーショット♪
まずは、正面の鷲のマーク下で望遠で撮った日食。こうやって見ると、太陽って結構小さいんだなって思いません?それにしても、逆光で光源がフレーム内に入ると起きる「ゴースト」が日食の形になっているのが面白い。分かるかな~???
ちなみに、後述しますが、実際にはこんな風には見えません。特殊撮影で、鷲も日食も写り込むようにやっています。
そして、更に引いて撮って正本堂も入れてみましょう。

親鸞会の正本堂と部分日食のツーショット♪
こうなると、日食はかなり小さいんですが雰囲気分かりますかね~?
まあ、この写真もすんごく暗く見えますが、これまた特殊撮影で実際はこんなに暗くありません。実際は……、

部分日食の最大の時でも実際はこれくらいの明るさ
……こんな感じですね。もう、太陽が白飛びしちゃって、直に見ても明るいライトを見たときのように目に残像が出来て日食の形は確認できません。ここら辺のレポートはいずれ猿氏のブログで紹介されるだろうけど、全く同じ構図で短時間に露出を変えて数カット撮影してから統合し、HDR(ハイダイナミックレンジ)処理で明度差を圧縮したものなんだそうです。
正本堂に露出が合えば空は白く飛んでしまいますし、太陽に露出が合えば正本堂どころか空ごと真っ暗になってしまうんですね。まさに、特殊撮影!
そうこうしているうちに、日食も進みまして11:23頃には……、

最後は下の方が欠けていきました
……と欠けが、下部に移動していきました。
なんやかんやと日食をシッカリ見たのは初めてだったので、う~ん神秘的!
皆既日食というものは世界的に見れば1~2年に1度、どこかで起きる現象だそうですが、日本国内では46年ぶりだそうな。それも、皆既日食として見られるのは、ごく一部の地域。今回はトカラ列島などだったそうですが、次回の日本国内の皆既日食は、2035年9月2日ということで26年後らしい。しかも、その時は富山県を含む本州が対象だとか……。親鸞会館はギリギリ皆既日食エリアっぽい。ちなみに、この皆既日食を逃すと次に富山県で皆既日食を見られるのは330年後なんだって……。26年後すら危ういのに、330年後かぁ……生きていられるだろうか?
そんな感じで、当分の間の富山県の日食情報です。
- 2010年1月15日 …… 部分日食(食の最大16:54、最大食分11%)
- 2012年5月21日 …… 部分日食(食の最大7:35、最大食分92%、太平洋側では金環日食)
- 2016年3月9日 …… 部分日食(食の最大11:04、最大食分21%)
- 2019年1月6日 …… 部分日食(食の最大10:02、最大食分42%)
- 2019年12月26日 …… 部分日食(食の最大15:31、最大食分35%)
- 2020年6月21日 …… 部分日食(食の最大17:08、最大食分47%)
- 2030年6月1日 …… 部分日食(食の最大17:05、最大食分79%)
- 2035年9月2日 …… 皆既日食(食の最大10:03、富山市の皆既食継続時間1分16秒)
- 2041年10月25日 …… 金環日食(食の最大9:07、南砺市福野の金環食継続時間1分40秒)
生きていたとして金環日食は完全に還暦過ぎてますしね。太陽や地球、月の歴史から言っていけば、こんな日食はしょっちゅう起きているんでしょうけど、それに比べて人間の寿命ってアッという間と思う。
次に地球上で見られる皆既日食は来年7月11日のイースター島だそうですが、どうしても皆既日食を見たければ26年後よりも旅費を使って見に行くのが現実的ですね。まあ、3年後の部分日食が日本の太平洋側で金環食になるそうですので、富山の最大食分が92%と相当隠れます。しかも、早朝!これは、撮影もしやすいでしょうね。雨晴海岸から富山湾越しに立山を上空の日食ってのもいいかも!
まあ、なんやかんやと46年ぶりの皆既日食だと喜んでいるんですけど、仏教では「盲亀浮木の譬」で人間に生まれるのはそれとは全く比較にならないくらい有り難いことだと教えられています。皆既日食を富山県で何回も繰り返して見る以上に難しいんですが、皆既日食以上に自分の命を喜んでいる人がどれだけいることでしょう?自殺する人が減らないことからも、自分の命の尊さが分かっている人はいないのだと知らされます。
改めて、生命の尊厳の理由を知らねばならないと思うのでした。
ツッコミ大歓迎!