11 8月 2009

こわいトイレの話(後編)

Author: lapin | Filed under: ラピンのそんなバナナ★

リサリサの事務所のこわいトイレの話の続きです。事務所にトイレが1つしかない

リサリサたちにとって重要なのは、ボスの外出予定。そう、ボスさえいなければ、

状況はかなり好転するのです。ボスのいない時は、気楽にお茶が飲めるほどに。

が、このボスが外出するのは、東京駅の13番ホームか15番ホームが見通せる

空白の4分だけ(「点と線」)、と、書きたいところですが、正直、けっこうよく外出

される方のようです(もちろん仕事で)。

だからこそ、なんとかやっていける、ともいえますが、うっかりボスの予定変更

を把握していないと、悲惨なことになるわけです。

さて、この話を紹介した本当の理由は、リサリサの次の言葉に感動したからです。

リサリサは言いました。

「生死一如」、だと。

生と死は切っても切り離せない。紙の裏と表。生の行き着く先が死。100%の未来が死。

安心した生を送るためには、死の問題の解決が必要不可欠。明るい未来の確定なくして、

今を心から楽しむことはできない。

それはちょうど、台所とトイレのような関係だ。

食べたり飲んだりしたものは、100%必ず、ださなければならないが、

台所で楽しく食べ飲むためには、安心していけるトイレの確保が不可欠。

いつでもいけるトイレなくして、台所での飲食を楽しめないようなものだ、と。

リサリサは、とても真剣な顔つきで、そう言ったのです。(おわり)

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