☆今日のテーマ「先輩が、私に、お話ししてくださいました」☆
フーさんです。
まずは、第1回の質問内容についての“お詫び”です。
(3)先輩が、お話ししてくださいました。
まず、この質問自体が、少し不十分だったことをお詫びいたします。
そこで、質問内容を訂正して
(3)先輩が、私に、お話ししてくださいました。
と、先輩をたてるつもりで、言ったのですが、この言い方は、どうでしょうか?

これは、適切な表現では、ありません。
先輩をたてて、話しているつもりなのですが、ちょっと変な日本語になっているんです。
解説します。
「お~する」は、謙譲表現です。尊敬表現ではありません。
「話す」という動詞の連用形「話し」に「お~する」が付いて、「お話しする」。
「お話しする」は、謙譲表現。先輩をたてているつもりが……反対になっていたとは……。
間違いやすいところですから、お互い、気をつけましょうね。
その謙譲表現に、尊敬表現「くださる」が付いているので、この文章は、変な日本語になっています。
う~ん。難しいですね。
適切な表現は、
「先輩が、私に、お話しくださいました」
「お~くださる」は、尊敬表現なので、「して」をとるだけで、バッチリ!(「話す」に「お~くださる」をつけたかたちです)
ところで、どうして、質問が不十分だったと、お詫びしたかと言いますと、先輩が、話をした相手が、だれかによって、変わってくるからです。
話をした相手が、私ではなくて……、
「先輩が、Aさんに、お話ししてくださいました」
文脈上、Aさんが、「たてるべき人物」であって、かつ、先輩がAさんにくらべて「たてなくても失礼にあたらない人物」である場合、こういう言い方をすると、(Aさんが、先輩にとっても私にとっても、たてるべき人の場合)、こういうように言いますと、私から、Aさんも先輩もたてている言い方になります。
あくまで、「私」の心を表現するための文です。
以下の文も同じです。(お客様と、田中さんをたてている文)
- 「田中さんが、お客様を、ご案内してくださいました」
- 「田中さんに、お客様を、ご案内していただきました」
- 「田中さんが、お客様のところに、伺ってくださいました」
- 「田中さんに、お客様のところに、伺っていただきました」
このことについては、また、後日、お話しいたします。
【まとめ】
今まで、出てきたものを、少しまとめると、
※尊敬表現
「お~になる」
「お~くださる」
尊敬の助動詞 「れる」「られる」
※謙譲表現
「お~する」
「お~できる」
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Tags: 敬語
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