もん太@射水市民です。
今週は富山にしては珍しく、春の陽気で何とも「春眠暁を覚えず……」でございまして……、まあ、春なワケでございますよ。前の記事で、トン子さんが冬眠から目覚めて記事を書いたようですので、もん太も冬眠から覚めて……と言いたいところですが、冬山から帰還しました、ということにしておきましょう。
というワケで、突然ですが、豪雪ネタです。
富山県が誇るユネスコ世界遺産と言えば、五箇山の合掌造り集落だったかと思いますが、蓮如上人のお弟子である赤尾の道宗もここの出身ですね。
その五箇山の菅沼集落で、2月6日〜7日にライトアップイベント「四季の五箇山〜雪あかり〜」が行われたので行ってきたよ!!
到着するなり、あまりの大雪っぷりにビックリ!そういえば、2月7日は親鸞会館で高森顕徹先生のご法話がなされる予定でしたが、続く大雪で交通機関がストップする所が多く、急遽テレビ座談会に変更となったんだっけ。道路や駐車場は観光客の為に除雪がされているものの、それ以外の場所は、人の身長を越える雪の壁!やっぱり、五箇山はこうでなくっちゃ!
それにしても、こんな環境で、夜中に五箇山を出発し、井波の瑞泉寺まで参詣した道宗ってスゴイ。
そうして、段々と暗くなってきました。
ライトアップで、雪を被った合掌造り家屋が闇夜に浮かぶ。素晴らしい!
こんな大雪にも関わらず、観光バスが次から次へとやってくる。遠くからは、パトカーや救急車のサイレン音が聞こえてくる。近くを通っている東海北陸自動車道を走っていく救急車も見えた。やっぱり、この雪と寒さでスリップ事故を起こした人も多かったんだろうね。
五箇山と言えば、合掌造り集落もあるけど「五箇山民謡」も非常に有名。特に「こきりこ節」は音楽の教科書にも出てくる有名な民謡だ。唄と共に、ささらを鳴らしながらの踊りも独特で有名。そのこきりこの披露が1日2回行われた。
屋外に造られた雪上舞台で2人の踊り子さんが踊る。吹雪いているのに、狩衣と藁ぐつという軽装で踊ってくれた。本当は、吹雪いているので踊りはなしにしようと思ったらしい。しかし、遠方から大雪の中やってこられた観光客の皆さんに少しでも喜んでもらいたいと、2人の踊り子さんが踊ることを決めたのだ。
そして、2度目の民謡披露の時間になると、1度目でMCしていた女性の司会者の姿が見られない。代わりに踊り子さんがマイクを持ってトークをしていた。どうも、五箇山インターと菅沼集落を結ぶ細い道で3台の観光バスが、スリップによる玉突き衝突事故を起こしてしまったので、先ほどの司会の女性は、その対応に追われているというのだ。
そして、踊りも終わり、ライトアップイベントも終わろうとして駐車場に戻ると、多くの観光バスが残ったままだった。先ほどの事故で道が塞がれて集落からバスが出られなくなっているのだ。観光協会の知り合いに聞いてみると、まだまだ現場検証に時間がかかっているとのこと。帰れない観光客は、バスの中で待機。遠方からシャトルバスで来ている自家用車の観光客は待機場所がないので、急遽、集落の合掌造り家屋が待機場所として使われた。
現場検証が終わるまで待っている観光客の回りを忙しそうに対応に追われていたのが観光協会のスタッフ。そして、ボランティアの婦人会の女性陣だった。観光客から「携帯電話の電池が切れちゃって、連絡が取れないのですが……」と言われれば、忙しくても親身になって対応する婦人会の方。「ツアーに申し込んで観光バスで来たんだけど、みんなとはぐれてしまって……」と困り果てているおばちゃんには、先ほどの司会の女性が対応していた。観光協会は全く悪くないのに「ご迷惑おかけしてすみません。すみません」と宿泊先と連絡をとったりして対応する。感動したおばちゃんも「私が悪いのになんでこんなに良くしてくれるの?」と涙が溢れていた。
ライトアップの時間が終わっても、観光客がまだ大勢待っておられるのだからと、皆さんが帰られるまでライトアップは続いていた。
五箇山の合掌造り集落は、ミシュランガイドの観光地版で三ツ星を獲得している観光地なのだ。
五箇山は合掌造り集落ばかりが、世界遺産であり三ツ星ではないと思った。観光客に「五箇山に来て良かった」と言ってもらえるようにともてなす、ここの人々の心こそ世界遺産であり、三ツ星なのだと思った。
冬の五箇山は寒い。しかし、人々の心はとっても温かいと思った。
親鸞会近くの小杉ICから、北陸自動車道と東海北陸自動車道で30分もあれば五箇山ICへ。親鸞会参詣の時に、ちょっと足を延ばして行ってみてはいかが?




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