26 3月 2010

磁気刺激治療法

Author: もん太 | Filed under: ラピンのそんなバナナ★

ラピンです。

先日(3月14日)見たTBSの番組夢の扉で、脳梗塞などの後遺症のリハビリ治療法が紹介されていました。以下は番組HPから。

「超高齢化社会を迎えている現代の日本。そのために日本人の死因で脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患が3位になっています。また命は取り留めたとしても脳機能障害という後遺症を抱える患者になってしまいます。

そんな患者たちに希望の光を灯す新たなリハビリ治療法が開発され、世界から注目を集めています。その治療法を考案したのが慈恵会医科大学の安保雅博教授です。安保教授の治療法は逆転の発想で、損傷していない健側の脳に磁気刺激を加え、その後集中リハビリを行うというもの。この治療法を受けた患者全員の後遺症が改善しているというのです。それでは、安保教授の開発したリハビリ法はどんなものなのでしょうか。」

無影灯

何しろ、ラピンは脳梗塞がこわくて、例の「定額給付金」でスーパー外科医の「脳ドック」を受診した口です。さいわい、というべきか、いたってノーマルな血管であることが分かり、向こう五年間は大丈夫、と油断していますが。

テレビなどでも、有名人が脳梗塞で倒れ、一命を取り留めたものの後遺症が残りリハビリに励んでいる、というニュースは頻繁に聞くところです。

手足の麻痺など後遺症が残ると、約7割の方が精神的にうつになるともいわれまた、4カ月を過ぎると、リハビリをしてもほとんど回復の見込みはないというのが定説らしい。

ところが……!そんな患者さんに光をあてたのが『磁気刺激治療法』。いわゆる電流磁場発生装置で、脳の運動神経を刺激するのですが、安保教授の『磁気刺激治療法』が画期的なのは『障害を受けていない側の脳に磁気刺激を加える』というもの。

右の脳が左半身を司り、左の脳が右半身を司ることは、一般に知られているところです。だから、右の脳が損傷を受けたら左半身が麻痺し、左の脳が損傷を受けたら右半身が麻痺するということになりますね。そこで、普通は「損傷した脳に、磁気刺激を与えたら、活性化して治るのではないか」と考えます。

ところが、ところが、教授は「正常な側の脳が、損傷した側の脳へ余計な働きかけをしているために、損傷した脳の自己回復機能を妨げているのではないか」と考えたのです。そして見事、後遺症の改善に成功。

この治療法を受けた患者全員が改善しているというのも、すごいところですが、発症後、年数が経過している方でも治療の効果がある、ということも証明されつつあるようです。

つまり、「4カ月を過ぎると、リハビリをしても回復の見込みはない」という定説が打ち砕かれようとしているわけです。いや、それを打ち砕き、患者さんに光を与えるために、この治療法の研究に命を懸けているわけですね。

手や足が動かないために、生きる希望を失う人もある。逆に、それが動くようになることで、できなかったことができるようになるだけでなく、生きる希望を与え、人生を変えることになる。それが、リハビリ医学というものだ、と。高い志と技術、創意工夫と挑戦、この治療法を普及させようと奔走する教授の熱さに、悲願に生きる・ジェンナーと種痘法を思い出しました。

で、最後に一言。

「なぜ生きるか」が大事であればこそ「どう生きるか」の医療がまた、大事。

ということも感じましたが、何よりも、親鸞聖人の教えに生かされた者として、「苦しい人生、なぜ生きる」、生きる意味も価値も見出せず、苦しんでいる人に、「凄い弥陀の救い」のあることを届けたい、とラピンは強く思ったのでした。

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