28 5月 2010

一人旅で北海道ロケ2300km!

Author: もん太 | Filed under: 親鸞会もん太のどこまで脱線するの?

もん太@射水市民です。

もう5月末だってぇのに寒いですね。どっかで寒いギャグを言っている人がいるんじゃないかと思わないわけでもないのですが、それにしても寒いです。もうちょっと暖かくなってもいいんじゃないと思う今日この頃です。

さて、そんな寒い時期でありますが、先週半ばまでの約1週間、北の大地北海道にロケ取材に行ってきたよっ!!

北海道といえば、正本堂が落慶する前にロイトン札幌で行われた高森顕徹先生の講演会に参詣して以来。まさか、生きて再びこの地を踏むことになるとは……。

ロケ取材に行く数日前に「もん太君、1週間ほど北海道に行って撮影してくれないか」と言われ、急いで交通手段を確保。心優しい上司は「運転していくと、本州だけで疲れて大変だから、JRで行って、現地でレンタカーを借りたら?」と心配してくださったのですが、これがまた、レンタカーってのが高くて、JRの運賃なんか考えてみると、もっと高い。飛行機の早割が使えればいいんだけど、時間がなくって逆に高い。そこで、フト思いついたのが、かつて北海道御法話に参詣する時に利用したアレです。

フェリー「らいらっく」

新潟から小樽まで乗船した新日本海フェリーの「らいらっく」

そう、新潟から出ているフェリーですね。船旅です、船旅!新日本海フェリーっていう会社が新潟から小樽か苫小牧まで、ほぼ毎日フェリーを運航しているんです。もん太が乗ったのは、往路は「らいらっく号」、復路は姉妹船の「ゆうかり号」。いずれも巨大なフェリーでしたよ。

高森先生の御法話に参詣していたあの頃は、フェリーの手配も何もかも旅行会社まかせでしたが、今回は何といっても1人旅。法友とバスに乗ってバスごとフェリーに乗り込んで行くわけではなく、自家用車でフェリーに乗り込んでいくのです。予約から乗船手続き、車両の管理までセルフサービスです。

らいらっくの車両甲板

車両甲板があるので北海道を自家用車で…も可能!

この自家用車を載せても、JRの特急で北海道まで行くのと大して変わらない費用。これならレンタカーを借りることないし、慣れた愛車で北海道の大地を走れれば安心感も違います。更に、大量の撮影機材を載せたまま移動できるので、まさしく動く道具箱!これは勝手が良かったですね。JRだと、カメラバッグやら衣類やら三脚やら……を担がねばなりませんからね。自家用車なら自宅から車に載せっぱなしなので便利な上にリーズナブル!これは正解でしたね。

らいらっく船内

ほぼ1日がかりの船旅なので、ビデオシアターなどもある

車ごとフェリーに乗ったら、車を車両甲板に置いて運転手は1泊分の荷物だけ持って船内へ……。これまた、身軽でイイ。新潟を10:30に出て小樽には翌朝の4:30に着くのだから、殆ど1日がかりの船旅となる。寝る場所も広々としているし、大きなお風呂もあるし、レストランもある。こんな伸び伸びした旅ができるなんてフェリー万歳!まあ、北海道御法話で法友と一緒に行ったあの頃を思うと一人旅は淋しいんですけどね。JRで移動するより開放感があっていいですよ!

……で、いざ新潟を出航!

らいらっくの船首

新潟港を出る時に船首から見えた景色です

窓越しに撮ったので、左下にモアレが出ているのは勘弁してください。

新潟から小樽便は、殆ど本州の日本海側沿岸に沿っての運航なので、海のド真ん中を航行するわけじゃないです。その為、往路なら左舷側、復路なら右舷側の窓際に行くとドコモは電波を受信できるエリアが結構あるんです。ちょっと「やわらか銀行(ソフトバンク)」は圏外でしたけどね。でも、実際に航行していると見える景色は、こんな感じ。

らいらっくから見た日本海

霞んでいて、空と海しか見えない。ちょっと怖かった

薄曇りだったので、なおさらなんですけど、陸地が全く見えません。高森先生の講演会でお聞かせいただくように海のド真ん中に放り出されたようなもので、空と水しか見えない大海原なんですね。まあ、ご説法では日本海じゃなくって太平洋のド真ん中なのでケタが違うんですけど……。

それで、もん太は北海道までの道中、海を眺めながら思った。

親鸞聖人は、人生を難度海とおっしゃり、私たちは苦しみと悩みという波が絶え間なく押し寄せる海に放り出されたようなもの。見渡す限りの大海原。見えるのは空と海だけ。どこかに向かって泳ごうと思っても360度水平線しか見えない。島や船でもあれば、そこに向かって泳げるのだろうけど、どこに向かって泳げば良いのか「目的地」が分からない。

もん太はフェリーという船の上だから、安心していられるのだろうけど、いざ放り出されたら絶望しかないだろう。船に乗っていてさえ、何も見えないけど大丈夫だろうか?という不安があったのだ。

そう思いながら、しばらく進むと、

らいらっくから小島を見る

たま〜に島影が見えるとホッとする。これは北海道奥尻島近くの小島

たま〜に、島影が見えることがある。この時は何となく安心したのを覚えている。ここからの距離はあるんだろうけど、あの島まで泳げば助かる可能性は大きいのだ。

人生また然り。

みんな一生懸命に生きている。人生という難度海に放り出されて、とにかく一生懸命に泳いでいるのだ。しかし、海と空しか見えない。泳げば泳ぐだけ体力は消耗する。この人にとって大事なのは船や島という目的地。それがあってこそ一生懸命に泳ぐ意味が出てくるというものだ。

しかし、どうだろう。世間中が一生懸命生きろと言っているけど、その理由がハッキリしない。生きる目的がハッキリしないのだ。目的だと思っているのは、海に浮かぶ丸太や板きれ。束の間の休息で掴んでみるけど、苦しみの波が押し寄せて再び海の中へ……。人生で求めているものは、そんなものばかりではなかろうか。金や名誉、地位や財産、幸福な家庭を求めて手に入れても、海に浮かぶ丸太や板きれのように、遅かれ早かれ必ず失ってしまう。

これを知りたいと思っている人ばかりなのに、それを知る人がいない。教える人もいない。

親鸞聖人のみが、この人生の目的をハッキリと教えられたのだ。これを知る人もいない。僧職についている人も知らないから教えられない。

フェリーから海を眺めながら、その親鸞聖人の教えを親鸞会とご縁があって知ることができたことを感謝せずにおれないのでした。

ではでは。

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