もん太@射水市民です。
今年は親鸞聖人750回忌だったかと思いますが、うっかり京都へ行ったもん太は、西本願寺で盛大に勤められている親鸞聖人750回大遠忌の様子を見てきたのでした。そりゃもう、西本願寺派の本山というだけあって、今年の冬に富山県伏木の勝興寺で勤められた「御満座」とは比較にならない賑わいでした(その時のレポートは「勝興寺の御満座に見た本願寺衰退の原因」をどうぞ!)。その一部分を先日の当ブログにレポートしてみたわけです。
……で「犬が西向きゃシッポは東」ってことで(?)、折角、西を見たんだから東を見ないわけにはなるめぇということでフラフラと行ってきましたよ、東本願寺に。
西本願寺は国道1号線沿いにあるんですが、東本願寺は国道24号線沿いにあります。厳密に言うと、烏丸通り沿いと言ったほうがいいでしょうか?いずれも、まっすぐに整備されている国道が、ここの門前だけグニャリと曲がっています。それにしても、西本願寺に比べて静かに感じますね。JR京都駅に近いのは東本願寺ですが、どうも人気がないような……。通りから見ると、門の向こうに巨大な体育館のようなものも見えます。
では、入ってみましょう!
巨大な御影堂門をくぐろうとすると、近くの壁に東本願寺の「宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要」と書かれた横断幕というか看板がドーンと出ています。そこには、東本願寺のスローガンも書かれていたよ!
「今、いのちがあなたを生きている」だそうです。
西本願寺の「世のなか安穏なれ」と比べてしまうと「……で私にどうしろと?」と尋ねたくなってしまうものかと思いますが、東本願寺の公式サイトには、
今日の時代状況の中で、一体私たちはどういう親鸞聖人に出遇おうとしているのか、聖人のどのような言葉に聞いていくのか、そのようなことがあらためて課題となる中で、「今、いのちがあなたを生きている」という言葉が生まれてきました。このテーマが絶対であるということではありません。このテーマが様々な議論を呼び、さらにテーマが展開され、新しい表現や運動が起こされていくことを願っています。
……と、やっぱり深すぎて(?)よく分からない解説がありました。まあ、いのちがあなたを生きているらしいので、ぜひ、そうしていただこうと思います。
ちなみに近くには「催事のご案内」が出ていました。
主として「中村久子展&講演会」というものと、「人間といういのちの相 ─生老病死─」というシンポジウムの案内のようです。
さて、今度こそ、中に入っていきましょう!
……と御影堂門をくぐると、大きなパネルと災害救援金の募金箱がデーンと置かれて、もん太の行く手を阻んでいたのでした。
このパネルは何かね?
「宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌 第二期法要・第三期法要厳修のお知らせ」
でした。内容は、
三月十九日から二十八日まで予定されておりました御遠忌第一期法要は、激甚災害の現実と原子力発電所の深刻な事態を受け止め、中止させていただき、真宗本廟において「被災者支援のつどい」としての法会を開かせていただきました。
十日間(十八回)にわたって「被災者支援のつどい」を開催させていただく中で、被災された方々と悲しみを共にしてまいることが支援への第一歩であり、このことこそが、宗祖親鸞聖人のご精神に適う、いま為すべきことであると確信するものであります。
つきましては、「宗祖としての親鸞聖人に遇う」という御遠忌基本理念のもと、被災された方々に思いを馳せ、悲しみを共にしながら、いよいよ「人間回復の一道」を証してまいりたく、左記のとおり御遠忌法要を厳修いたします。
合掌
記
第二期法要 2011年4月19日から28日までの間に厳修する宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要は、「被災者支援のつどい」の願いを引き継ぎ、法要次第及び荘厳を一部変更し厳修する。
第三期法要 2011年5月19日から28日までの間に厳修する宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要は、「被災者支援のつどい」の願いを引き継ぎ、法要次第及び荘厳を一部変更し厳修する。
2011年3月
真宗大谷派(東本願寺) 宗務総長 安原 晃
各位
……となっておりました。
法要は聞法の勝縁ですから、ドンチャン騒ぎのお祭り騒ぎするわけではないのだから、第一期法要から第二期や第三期のように一部変更するならして勤めさせていただけばいいのに……と思ったのはもん太だけでしょうか?むしろ、こんな時こそ「煩悩具足の凡夫・火宅無常の世界は、万のこと皆もってそらごと・たわごと・真実あることなきに、ただ念仏のみぞまことにておわします」の、親鸞聖人の教えを力いっぱいお伝えするご縁ではなかろうかと思うのでした。
まあ、中止になってしまったものは仕方ないから……と警備の人に写真を撮らせてもらう承諾を得て、境内の写真を撮らせてもらいました。
まずは、御影堂です。西本願寺と違って、東本願寺は阿弥陀堂と御影堂の位置が左右逆になっており、東本願寺は右に御影堂があるんですね。
……と何かしらが、こちらを見ているようでございますね。
鸞恩くん、キタ━(゚∀゚)━!!!!!
……
……
……
いや、あの、親鸞聖人のご恩で「鸞恩」?それで「らんおん」を「ライオン」にかけている……と?
何でも、今年の5月4日に開催される予定の「子ども御遠忌」のキャラクターのうちの1体だそうです。他にも「蓮ちゃん」「あかほんくん」があるそうで、4月3日まで行われた「春の法要」の期間中は、これら「ゆるキャラ?」が境内を右往左往しては、皆さんを待ち伏せしていたらしいよ!!さすが東本願寺、ズバ抜けたセンスだぜっっ!!
さて、御影堂の次は阿弥陀堂ですね、ただ、その阿弥陀堂ですが、
すっかり体育館化していたよっ!!
まあ、これはどうも阿弥陀堂の修復工事のための素屋根らしいですが、もう、このままでいいんじゃないかってほど、立派な建造物でした。実際の修復工事は今年の御遠忌終了後からだそうです。実は、この工事用の素屋根は、一昨年の12月まで行われていた御影堂の修復工事で使っていたものをスライドして使っているのだそうです。そのことで、工事費用を節約しているんだよっていうことです。
そんなこんなで節約して工事が行われているとのことですが、実際にどれ程、修復工事の費用がかかっているのか調べてみました。東本願寺の公式サイトによれば、工事費用はなんと……、
約98億円!
すげぇ……。しかも、これ御影堂の修復工事の総工費とのことですから、すさまじい金額ですね。これに阿弥陀堂の修復など諸々含めると恐ろしい金額になります。これらのうち、どれほどを門徒の方々から集めたのか知りませんが、親鸞聖人の本当の教えが説かれてもいないのに、本当に勿体ないことです。
親鸞会が正本堂を建立したり、聞法ドメインを整備する目的は、より真剣に親鸞聖人の教えを求めさせていただくため以外にありません。いくつも親鸞会の批判サイトを作っているクレーマーのUクンは、東本願寺の教師です。東本願寺の教師になったということは、東本願寺の説いている教えが正しいと認め、その教えを伝えるのが使命のようですが、真面目にやっているんでしょうかね?親鸞会を金集めなどと批判する前に、自分たちがどれほど門徒の方々から金をかき集めて工事をしているのかということを見つめていただきたいものです。
更に、かつてクローズアップ現代で経営破綻したと紹介された寺院は、まさしく真宗大谷派(東本願寺派)の末寺です。あちこちから金を集めて巨大な納骨堂を作ったけど納骨希望が少なく、約4億円の負債を抱えて経営破綻したというものです。色々なホームページでは「寺院としては前代未聞の破産」「宗教法人としては異例の経営破綻」と叩かれていますが、仏教界のみならず、宗教界でも、そんな経営破綻はしないぞ、とツッコミを入れられているわけです。まさしく、恥と言わざるを得ませんが、Uクンはそういう経営破綻した者たちの仲間ですが、そういうことは身内なので痛いのか、「別に悪くないんじゃない?」と思っているのか叩かないようですね。
まあ、世間にはタチの悪いクレーマーがいらっしゃいますが、本当にワケ分からんですね。
あ、そうそう。境内めぐりを続けましょう。
素屋根の前には、こんな看板がありました。
「生きる力を求めて─中村久子の世界」
「Give Me the Power to Live 中村久子展」
だそうです。
その横には、
井上雄彦作 屏風「親鸞」
……だそうです。
井上雄彦氏といえば、「スラムダンク」やら「バガボンド」といった作品で有名な漫画家ですね。東本願寺は、井上氏に依頼して親鸞聖人の屏風を書いてもらい、それを展示して人を集めているようです。
東日本大震災で、どうのこうの言っているようですが、こういうことはシッカリとやっているんですね。
ちょっと離れた所に「総会所」というものがあります。
その前に、何やらカラフルな看板が出ていました。
「出会い」「考え」「語りあう」
カフェあいあう!!
なんか、スゲェ……。語りあうって、信心の沙汰をするんでしょうか?うん、大事だよね……って、
ちょっと休んでいきませんか?もう一人のあなたへ「カフェあいあう」
だって???
何を語り合うかと思えば……、
- 死刑制度と真宗
- 男女両性で形づくる教団をめざして
- ハンセン病問題と真宗
- 部落差別問題と真宗
- 同朋社会の顕現をめざして
まあ、確かに大切なことかとは思いますが、もはや、信心の沙汰とは関係ないですね。
是非とも、後生の一大事を知らせ、その解決の道を明らかにしていただきたいと思うのでした。
ではでは。














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