もん太@射水市民です。
今日は親鸞会でテレビ座談会だったんですが、雨やら風やら凄いよね。何かと風当たりの強いもん太だったかと思いますが、この際、暴風雨も春雨ってことで濡れていこうと思います。
まあ、毎度の事ながら意味不明の前口上でございますが、皆さまにおかれましては惑わされることなく5月末の「かろうじて春」を過ごしていただければ幸甚です。
……で、世間的には終盤戦に差し掛かっている春なんですが、親鸞会の中でもすこぶる春な方々が多くいらっしゃいまして、3月くらいからブライダルラッシュなんですね。いいよね、夫婦で力を合わせて光に向かうなんて……。そんな仏前結婚式をされる方からされない方まで依頼を受けてはブライダルフォトを撮影させていただいております。
昨日まで、3組ほどの写真がたまっていたのですが、本日、最初の1組のブライダルフォトを仕上げてお渡ししましたよ!よかったーっ!!

親鸞会でご結婚された方のブライダルフォトをお届けしました♪
もん太の場合は、スタジオフォトグラファーではないので、アンブレラといった機材などは持っていないのですが、根っからのデジタリアンですので、デジカメを駆使してデジタル処理で仕上げております。その結果、結婚式をされる方から、記念写真だけという方まで、上の写真のような台紙ともん太オリジナルパッケージ入りのフォトデータ入りCD(右下の小さいジャケット)をお渡ししています。
……で、皆さまもおしなべて写真を撮るときにはデジっ子だったかと思いますが、デジカメで撮影したらデータを写真屋に持って行くなりパソコンに入れてしまえばプリントが出来てしまうように思っていらっしゃるかと思います。まあ、それは間違いではないのですが、特にプロの仕事となるとRAWという形式で撮影する場合が多いです。大半のデジカメユーザーはJPEGという形式で撮影するのですが、このRAWという形式は高級コンパクトデジカメ以上なら大抵ついてくるもので、このモードで撮影します。

基本的にWBなど考えなくていいようにRAW+JPEGで撮影しています
実はJPEGで撮影したものは、どこのメーカーのカメラで撮ったものであろうとパソコンで開けるのですが、RAWはメーカー独自の規格となり専用のソフトが必要となってきます。つまり、NikonのRAWデータ(NEFファイルといいます)を某C社のRAW現像ソフトでは開けないんです。
RAWはそのものズバリ「生」ということです。デジカメのCCDなりCMOSといったセンサーで捕らえた画像のアナログ信号は、カメラ内のA/Dコンバータでデジタル信号に変換されます。それに撮影者が設定したホワイトバランスや仕上がり設定などの処理を反映させてJPEGデータが出来上がるのですが、RAWはまさにA/Dコンバータでデジタル信号にしただけのデータですね。これから、ホワイトバランスや仕上がり設定を施すという前段階で止めておくわけです。これをフィルムに例えるならばネガに該当すると言われます。つまり、これから現像して写真に仕上げるという状態ですね。
結婚式の会場は、さまざまな色の照明があります。そうなると撮影段階にホワイトバランスを考慮しながら撮っていると肝心なシャッターチャンスなどを逃してしまうので、もん太の場合は撮影段階は撮影に集中できるようにRAWとJPEGの同時記録で撮影し、すべての撮影が終了した後にパソコン上でRAWからJPEGへの「現像処理」を行うことになります。この時点でホワイトバランスや露出の微調整などを行うとJPEGになったものを画像補正するよりも劣化が少なく綺麗な写真に仕上がるという寸法です。そのため、特にプロの世界ではよく使われる形式なんですね。
もん太が愛用しているのはNikonのカメラなんですが、Nikonの純正のRAW現像ソフトがこちら。

撮影後のRAW現像処理をするNikonのCaptureNX2というソフト
CaptureNX2というソフトです。
かなり直感的にコントロールできるものですが、これを使ってRAW撮影した結婚式などの写真を1点1点現像しております。

こうして1点1点、WBなどを調整してベストな写真に仕上げていくのです!
ただ単にツーショットなどの記念写真を撮ったのならまだしも、結婚式や披露宴といったスナップ写真を含めるとなると点数は膨大になり、RAW現像はなかなか大変なもんです。だから、デジタルだからといって侮ることなかれなんですよ。
ちなみに、旅行などで集合写真を撮ったりすると少し大きなプリントで1枚につき1000円近く請求されることありません?自分たちがデジカメで撮影したものを写真屋のデジカメプリントに持っていくと1枚30円なんて言われますよね?そういう目線で見ると「うわっ!高っけーなぁ!」と思うんですが、もん太もかつて同様のことを思っておりました。そりゃもう「これ絶対に200円あればお釣りくるぜー!」ってもんですよ。
しかぁ~し、それは写真の紙と現像液の代金を見ただけの話です。
撮影する側となってみると機材代だけでスゴイものです。カメラマンが大き目のカメラバッグを持っていたとしたら、それ1つで車1台は買えると思ってください。それでプリントの実費だけもらっていたら、その機材代をどこでペイするのかってことですね。機材にも耐用年数というか切る事のできるシャッター回数があるんです。さらに、デジタルフォトグラファーの場合は、もん太の場合のようにRAW現像の手間やら技術といったものが上乗せされます。さらに、スナップ依頼となると1日出張となるので人件費もかかってくるわけですね。だから、ネットで調べればお分かりかと思いますが、ブライダルフォトの業界では安く見積もって5万円。少々、手の込んだ所なら10万円の世界なんですね。スナップ撮影なら更に上乗せ料金……となるわけです。正直、ブライダルフォトのスナップ写真込みで5万円だったらタダ同然の大サービスと言っても過言ではないでしょう。
だから、皆さん、旅行に行って撮った写真が1000円/枚よりも安かったら、かなりサービスしてもらったと思ってください。写真館のオジサン、相当クタクタになっている筈です。厚く御礼申し上げましょう。
……とまあ、写真屋さんのご苦労を偲びつつ、オジサン方の請求書の正当性をフォローしつつ今回のミッションのお話を少し。
もん太の場合はデジっ子ですので、プリントは写真屋で印画紙に現像という選択肢もあるのですが、もん太担当のブライダルフォトは自宅のプリンタで処理をしております。
そのプリンタがコレ。

出力で使っているプリンタは庶民的に風呂敷で覆われているのです
まあ、日ごろはこうやって風呂敷に包まれてしまっているんですけどね。かなり生活観がにじみ出ているというか「和」のテイストがあふれていると思うのですが、プリンタ内にホコリが入らないように風呂敷を被せてガードしております。では、いざ除幕!!

もん太が仕上げに使っているEPSONのA3ノビプリンタ・PX-5500
プロ仕様のEPSONのインクジェットプリンタであるPX-5500です。一昔前のモデルになってしまいましたが、A3ノビまで出力できるスグレモノです。しかも、AdobeRGB対応という広色域印刷が可能というもの。個展を開いているような写真家さんでも作品の打ち出しに使っているようなもので、インクの粒状感も全くないと言ってもいいくらいの画質です。まあ、A2対応なんてのを使っている人もいるんですが、そのラインになると高くて買えませぬ(泣)。
通常のプリンタやらモニタはsRGB対応だったと思いますが、プロ仕様となるとAdobeRGB対応となり、可視光線の中でも広い範囲の色が再現できるようになるわけですね。ちなみに、もん太が写真屋のプリントを利用した時にはsRGBまでしか対応してくれませんでした。AdobeRGB対応でやろうとしたら対応プリンターでの出力となります。ちなみに、このプリンタの場合は、

8色のインクを使い分けてAdobeRGBという広色域印刷を可能とします
ご覧のとおりの8色インクを使います。無彩色だけでもライトグレー、グレー、ブラックの3本を使っていることで滑らかな階調を再現できるのです。これを使って、もん太の場合はマット系の用紙に打ち出しています。そのことで、光沢のないソフトで上品な仕上がりとなるわけですね。これがたいそう喜ばれているようでございます。
まあ、そんな作業をしていたわけですが、昨晩の台紙作成段階のもん太の作業部屋を大公開!(しかも大詰め……)

ブライダルフォトの仕上げ作業をしている時はメッチャ散らかります(汗)
うん、汚いですね。見事に散らかっています。
プリンタで連続出力しながら、机の上で画像処理をし、台紙に貼り付けたりとなかなかバタバタしております。でも、こんなもんです。
あと2組残っています。暫く、散らかってしまいますが早めに終わらせて広い空間に戻したいと思います。
何はともあれ、本日お渡ししたカップルさんには、凄く喜んでいただけました。お二人の門出を写真で祝福し残すことができて良かったなぁと思うのでした。まだまだ終わっておりませんので頑張るぞ~~!!
ではでは。
ツッコミ大歓迎!