14 5月 2011

親鸞会でウワミズザクラが見ごろです

Author: monta | Filed under: 親鸞会もん太のどこまで脱線するの?

もん太@射水市民です。

親鸞会のある射水市の昨日は実に風が強かったのですが、本当の仏教を明らかにすれば風当たりが強くなると言われますので甘んじて受けていきたい所存でございます……が、この風は富山県内ではおしなべて強く当たっていたそうですので、その辺の事は気にしないようにしたいと思います。

さて、ここんとこの富山県内はもん太の生活のように実に不安定なのですが、一昨日なんかは朝から濃い霧が出ちゃったりしてね、実にいい雰囲気だったのでございますよ。まあ、当ブログの記事でも書きましたが、まだその時の事を書ききれておりませんので親鸞会の同朋の里で拡張されつつある遊歩道を闊歩してみたいと思います。

同朋の里の林(Photo by 親鸞会)

親鸞会の同朋の里では遊歩道が更に拡張され未知の光景が楽しめる

……で、かつて親鸞会に来た人が「小さな比叡山のようだ」とおっしゃっていたそうですが、射水丘陵の入り口に位置する親鸞会は同じ射水市であっても天気が若干違っていたりするので小さな比叡山と言われても無理もないでしょうね。まあ、伝えている事は全く違うんですが……。

数年前なんか、もん太が夜に親鸞会へ用事を済ませに行ったんですよ。その時は雨が降っていたんですが、親鸞会の近くにある佐川急便を過ぎて下条川にかかる橋を越えたらパッタリと雨が止んだんですね。「おお、雨が止んだか」と後ろを振り向いてみると佐川急便から親鸞会側はちゃんと雨が降っていたんですよ。あれは、キョーレツなインパクトがありましたね。何と言うか見ちゃいけないものを見てしまったような……。そんなケッペンの気候区分も間に合わない気候が親鸞会の聞法ドメインだったりするわけです。

その聞法ドメインの中で自然を感じられるのが同朋の里の遊歩道なんですが、昨年、広島から富山に引っ越して来られた法友であり、親鸞会が誇る森林インストラクターのウェストテールさんは、昼休みになると遊歩道の植生をチェックされているようですよ。なんか、広島だったら中々見られないレアな植物もあったりして楽しいんだそうです。

そんなウェストテールさんから電話がかかってきました。

「もん太さん!同朋の里のウワミズザクラが咲きました!」

なんか、凄く鬼気迫るしゃべり方でしたので妙に丁重に聞いていたんですが、早い話「花が咲いたよ」ということですね。そんな貴重な情報をリークしていただきまして感謝感激です。

そんなわけで、ソメイヨシノはとっくに終わってしまった同朋の里にウワミズザクラを見にやって来た次第でございます。

今回の記事のタイトルからしますと「ウワミズザクラを見に行ったよ」ということさえ伝わればいいのですが、ムダに長い前口上で大変申し訳なく思っておりますが、四の五の言わずに読み流していただければ幸甚です。

……で、親鸞会でウワミズザクラが見られるスポットにやって来ましたよ!

ウワミズザクラの木(Photo by 親鸞会)

これが今、見ごろを迎えたウワミズザクラの木だ。花見しようぜ!

あらやだ、霧がかかって何とも言えずに霞んじゃっているんですが、ウワミズザクラが綺麗でございますね。えっ?よく分からない?

では、少々接近して見てみましょうかね?

ウワミズザクラ(Photo by 親鸞会)

よく見ると花がいっぱいついているのが分かるが桜っぽくないよね?

おおっ!ちょっと白い房状のものがぶら下がっているようでございますが、白い藤のようにも見えますね。とても桜には見えないのですが、よ〜っく見てみますと、

ウワミズザクラの花(Photo by 親鸞会)

「タワシみたいな花が咲くよ」と言われたが、まさしくタワシだ

おおっ!ウェストテールさんが「ウワミズザクラはね。桜らしくないタワシのような花が咲くんですよ」と教えてくれましたが、確かにビンを洗うタワシのような花ですね。非常によい香りがしますので、是非とも近寄ってフガフガと香りを楽しんでいただければ幸甚です。花は3日も経つと茶色に変色してしまうそうですので、咲いたらすぐ見ましょうね!

そんな感じで親鸞会ではまだまだ桜が楽しめるのでございます。こんな特徴のある桜もまた一興!

ちなみにこの実といいましょうか、桜なんでサクランボと言った方がいいかもしれませんが、それは果実酒にも使われるようで香りが楽しめるそうですよ。

……ということでウワミズザクラでした。

さて、ここからは親鸞会の遊歩道で楽しめた草花を紹介したいと思います。

ミツバツツジ(Photo by 親鸞会)

親鸞会の同朋の里は新緑一色で覆われるが、紅一点なのがツツジだ

これはミツバツツジの花ですね。

親鸞会の同朋の里の中には一見、針葉樹の杉や松が多いように感じられますが、それは基本的に道沿いです。入り口ゲートから周回道路といった車道に加え、遊歩道でも市道であるゾウさんトイレまでの道沿いに多いという事に気づきます。それ以外にも杉は見られますが、大半はコナラや朴などの木がメインになり、いわゆる落葉樹となります。親鸞会では第3期工事と呼ばれていますが、それで新たに造られた遊歩道沿いには植樹によって植えられる杉や松は少なく、そういった落葉樹が多く見られるんですね。

遊歩道を造る事によって今まで鬱蒼としていた森の中に日光が入り、新たな木々がイキイキとしてきます。自然破壊をしているようで、林業にとっては間伐や下草を刈る事は重要で、木々にとってもいいことのようです。そんな広葉樹は昨年の秋に紅葉して一斉に葉を落とし、針金のような木々がつくんつくんと立っているだけの冬山となりましたが、春になるとまた一斉に黄緑色の葉を出し、同朋の里全体が緑の布で覆われたようになります。

そんな中で小さな花なのに鮮やかなピンクの花をいっぱいつけるのがミツバツツジってワケです。緑のスクリーンの中に赤色のライトがついたように目に鮮やかですよ。

次は、ゾウさんトイレの前の遊歩道沿いに群生していたコレ。

サンショウ(Photo by 親鸞会)

ゾウさんトイレの付近には道沿いにトゲのないサンショウが群生

サンショウでございます。

先日、親鸞会で勤められた二千畳座談会の前日に同朋の里に宿泊された法友が日中に遊歩道の散策をされていて見つけたものです。遠目にはただの緑色の木にしか見えないのですが、兵庫の法友がシラミつぶしのように遊歩道の草木を見ていったところ「あれ?これサンショウじゃない!?」と発見されました。

そして、もう1回ビックリしたのが「あれ?サンショウなのにトゲがないわ!」とのことで、確かにサンショウ特有のトゲが見当たらない。でも、葉を採取して匂いを嗅いでみるとサンショウ特有のあのいい香りがするんですよね。ちょっと調べてみたらトゲのないサンショウもあるそうで、これがそのサンショウのどの種類かまでは調べておりませぬ。でも、うな重を食べたくなる良い香りでございました。

そして、山頂付近から竹林ゾーンへと下りていく道中の道沿いにあったのがコレ。

ウリカエデ(Photo by 親鸞会)

少し前は花を咲かせていたウリカエデも種子をつけていた

ウリカエデですね。しかも、これは花ではなく種子でございます。実は先月はこんな花を咲かせていました。

ウリカエデの花(Photo by 親鸞会)

4月には黄色の房のような花を咲かせていたウリカエデ

この花が散り、種子となったのが先ほどの写真なんですね。プロペラのような種子ができて、これが枝から離れるとクルクルと回りながら地表に向かって落下していくんだそうですよ。

さて、ドンドン行きましょう!

ガマズミ(Photo by 親鸞会)

濁った名前からは連想できない可憐な花を咲かせるガマズミ

今度は何やら可憐な花ですね。どんなかわいらしい名称なんでしょうか?

ガマズミだそうです。

命名者でてこ〜いっ!と言いたくなるほどゴツい名前なんですが、小さな花を沢山つけていますね。春の遊歩道には、白など淡い色の花が多いように感じます。いいよね、清楚で……。

ガマズミに似た花でこんなのもありました。

ヤブデマリ(Photo by 親鸞会)

てっきりガクアジサイと思っていたらヤブデマリと正されてしまった

個人的には梅雨の季節を彩るアジサイは、花の団子のようなセイヨウアジサイよりも日本古来のガクアジサイがグッと来てしまうもん太でございますが、てっきりガクアジサイだと思って森林インストラクターのウェストテールさんに「ちょっとちょっと、同朋の里でガクアジサイが咲いてましたよ〜♪」とドヤ顔でお見せしましたところ「同朋の里にガクアジサイなんてないですよ」と言われてしまった「でも、ホラ、これ咲いてましたよ」とズズイとお見せしますと「ああ、これヤブデマリだよ」と一蹴されてしまった。

いいもん、いいもん、いいもん、どーせ、どーせ、どーせ……とすっかりイジけたもん太ですが、ほほぅ、これが噂のヤブデマリかね?

それにしても、これもガマズミと同様で命名者を呼びつけたくなる名称ですね。2文字濁っているしね。

まあ、なんせヤブデマリだそうですので、つべこべ言わずにヤブデマリとしていただければ幸甚でございます。

そして、竹林ゾーンやらF館前の遊歩道にもみられたのがコレ。

マムシグサ(Photo by 親鸞会)

どうしても食虫植物にしか見えないマムシグサだそうです

ウェストテールさんイチオシの植物ですね。一瞬、ウツボカズラっぽく見えないでもないので食虫植物か……と思わないでもないのですが、マムシグサという名称だそうです。まあ、食虫植物も物騒ですがマムシグサですからね……穏やかでないネーミングかと……。

これはコンニャクイモの仲間だそうで、この茎の部分に模様があるんですよ。それが、マムシに似ているのでマムシグサだとか。ただ、食べるとエラい目に遭いますので、食すのだけはやめたほうがいいでしょう。見て楽しむ草でございます。

さて、最後には親鸞会を闊歩していてグッと来てしまうコレで締めくくりたいと思います。

キノコ(Photo by 親鸞会)

親鸞会の遊歩道を歩いていると、どうしてもキノコに目が行ってしまう

キノコですね。ええ、そりゃもう菌類ですけどね。濃緑の苔に覆われた倒木から真っ白なキノコがニョキニョキと……。恐らく食べられないと思いますが、いいよね菌類……。

高森顕徹先生が書かれた『光に向かって心地よい果実』というご著書には、こんなお話があります。

忘却とは腐敗菌のように有り難い

過去の一切が、ハッキリ記憶に残っているとしたらどうだろう。

おそらくみんな生きていけないに違いない。

もし腐敗菌がなかったら、地球上は動植物の死骸で充満し、我々の生きる余地がなくなるのと同じである。

忘れて他人に迷惑かけてはならないが、忘却とは腐敗菌のように有り難いものといえよう。

むぅ〜、親鸞会の遊歩道沿いには今頑張っている木もあれば、すっかり倒れて苔むしてしまっている木もあります。それらの木々には決まってキノコが生えているんですが、まさしく腐敗菌!同朋の里が倒木で埋め尽くされないのはキノコのお陰ですね。

ありがとう、キノコ!ありがとう、菌類!ヾ(@⌒▽⌒@)ノ

っていう感謝の念が止まらず消えず絶えずという感じですが、この高森先生のお言葉の大事なのはキノコ万歳ということではないのが重要ですね。うっかりキノコをフィーチャーするというケアレスミスとしてしまうところですが、忘却の有り難さですね。

ただ、もん太の場合は他人に迷惑をかける忘却が多いような気がしますので、十分気をつけたいと思います。

まあ、キノコ好きにも程があるってことでしょうか?

ではでは。

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