31 7月 2011

仏光寺の750回忌も凄すぎる!そして、親鸞会の750回忌へ

Author: もん太 | Filed under: 親鸞会もん太のどこまで脱線するの?

もん太@射水市民です。

ちょっと月末の某行事に向けてバタバタしており、更新がパッタリでしたが、もん太はかろうじて生存しておりますので、再び更新です。

さて、今年は浄土真宗の開祖であり、今日、世界の光と呼ばれる親鸞聖人の750回忌ということで、真宗界では相当力を入れて遠忌法要が勤められているようです。親鸞会でも10月に勤められる予定ですが、当ブログでも記事を書きましたように4月から西本願寺も「親鸞聖人750回大遠忌」を勤めておりました。

その時に、ついでに真宗仏光寺派と名乗る一派の本山「仏光寺」にも行ってみたので、仏光寺派の親鸞聖人750回忌はどんなものか、ちょっとだけ紹介です。

仏光寺の門(Photo by 親鸞会)

本願寺の門前に比べて、かなりひっそりとした仏光寺の門前

……で仏光寺にやってきました。門前に国道1号線が横たわっている本願寺と比べると実にひっそりとした場所にあり、また、門もコンパクト。コンパクトとはいえ、一般の寺院に比べれば大きめで、やはり仏光寺派の本山だとわかる。また、京都市内の道に「仏光寺通」という道もあるくらいなので、それなりの存在感があるのだと思う。

さて、仏光寺とは、どんな寺なのだろうか?

実は覚如上人が『改邪鈔』で最も強く糾弾しておられるのは仏光寺である。

仏光寺は、覚如上人の50歳代に突然現れた真宗の中の新興邪教である。急速に信者を増やし、わずか10年あまりで浄土真宗の最大勢力にのし上がった。しかも、拠点が京都であるから、本願寺の目と鼻の先である。

仏光寺の繁栄ぶりはどれほどであったのか。次のように記されている。

その比、大谷殿様(本願寺)は参詣の諸人かつておわせず。しかるに、仏光寺、人民雲霞の如くこれにこぞる。耳目を驚かす(本福寺跡書)
 本願寺への参詣者がほとんどなかったのに対し、仏光寺へは雲や霞がわく如く多くの人民が集い、京都の人々を驚かせた

とある。

なぜ、これほど仏光寺が急速に勢力を拡大したのか。それは、「信心決定」を大量生産する、不浄な手段を用いたからである。

仏光寺の特徴は、名帳、絵系図にある。名帳とは、坊主が門徒の名を書き込んだ帳面であり、絵系図とは、坊主と門徒の関係を人物画で描き、朱線で結んだものである。

名帳の序文には、

この名帳に連なるを以て、一念発起のはじめとし、この相承に加わるを以て、一仏浄土の縁とせん

と書かれている。すなわち、この名帳に名前が書きこまれた時をもって往生が定まる、絵系図に姿が描かれた時をもって信心決定すると宣伝したのだ。まさにインスタント信心である。獲信を焦る真宗門徒が次々と餌食になっていった。

ふんまんやるかたない覚如上人は、仏光寺を「附仏法の外道」と弾劾された。『改邪鈔』には、

かの心行を獲得せんこと、念仏往生の願成就の『信心歓喜乃至一念』等の文をもって依憑とす、このほか未だ聞かず
 往生は信心一つで定まるのだ。その外は聞いたことがない。名帳、絵系図などもってのほかである

と断言されている。唯信独達の聖人のみ教えを破壊する恐ろしい邪義なのだ。さらに、

是恐らくは祖師一流の魔障たるをや。ゆめゆめかの邪義をもって法流の正義とすべからざるものなり

祖師の御悪名といいつべし。最も驚き思い給う所なり

覚如上人の憤激が続く。許すまじ!悪魔外道、の気迫が伝わってくる。

覚如上人の破邪にもかかわらず、仏光寺は、衰えを知らなかった。しかし、真実は必ず勝利する。百五十年後、仏光寺のほとんどが蓮如上人の教化に服すのである。

そんな仏光寺も、門前にやってくると、

仏光寺(Photo by 親鸞会)

本願寺を見ると、かなりコンパクトだけれど仏光寺派の本山です

ご覧のように親鸞聖人の750回忌の看板が立てられていた。

門をくぐって境内に入ってみると、

仏光寺の境内(Photo by 親鸞会)

仏光寺の境内に入ってみるも750回忌に向けて準備をしているようだった

こちらは、まだ750回忌に向けて準備中のようだが、本願寺の御影堂や阿弥陀堂に比べると、だいぶ小さいのが分かる。改めて、中興の祖・蓮如上人のなされた真宗改革の凄さが知らされる。真宗改革と言っても、御文章などで親鸞聖人の教えをそのまま伝えられただけなのだが……。

さて、その仏光寺の「宗祖親鸞聖人750回大遠忌」のチラシがこちら。

仏光寺のチラシ(Photo by 親鸞会)

親鸞会の法友からB4サイズの仏光寺のチラシを見せてもらった

何やらカラフルなのだが、上のチラシで言ったら右上の青い部分にこの「宗祖親鸞聖人750回大遠忌」とは、いかなる行事なのかが書かれていた。

50年毎の節目にあたる宗祖親鸞聖人の年忌法要を「大遠忌」と称し、とくに大切にお勤めをいたしております。本年は750回忌の「大遠忌」です。私たち一人ひとりがともに、聖人のご生涯をしのび、お徳を讃えるとともに、真宗のみ教えを深く味わい、人々のいのちが南無阿弥陀仏の展開の上に花開いていることを確認する新たな機会となる大変意義のある法要です。

……ということで、真宗のみ教えを、どのように深く味わおうとしているのか内容を見てみた。

期間は5月19日〜28日であり、一応「仏光寺草創800年記念法要」「宗祖親鸞聖人750回大遠忌」「東日本大震災物故者追悼法要」が盛り込まれているものの、どう見ても力が入っているように思うのが、同時開催とされるこちら。

イベントの数々(Photo by 親鸞会)

かなりズレ切っている狂言、落語、コンサートなどのイベントの数々

茂山千五郎家の狂言に始まり、水木一郎、村岸カンナ、ヒナタカコ、Japan Marvelousのライブコンサート、桂ざこば、桂しん吉、桂吉の丞による寄席囃子と落語を聴く会、姜尚中の講演会だ。

さらに、

スイートプリキュア♪ショー(Photo by 親鸞会)

もうわけのわからん「スイートプリキュア♪ショー」だっ!!

スイートプリキュア♪ショー!

海賊戦隊ゴーカイジャーショー(Photo by 親鸞会)

こりゃまた豪快な「海賊戦隊ゴーカイジャーショー」だっっ!

海賊戦隊 ゴーカイジャーショー!(記念撮影&握手会もあるヨ!)

もはや、どっかの遊園地な何かで行われている親子イベントになってきた。教えはどうでもいいから、とにかく、大遠忌法要の期間中だけでも人集めをしなけりゃ……という魂胆が見え見えである。人集めしても、ちゃんと教えが説かれていれば尊い仏縁を結ばれる方も多くなるから、その人集めも大事なのだろうが……。

そんなわけで中に講演会がないものだろうか、と思ってみてみると、川村妙慶の講演会や釈徹宗の講演会があった。しかし、川村妙慶は真宗大谷派の僧侶であり、釈徹宗は本願寺派の僧侶である。「これが親鸞聖人の本当の教えだ」ということにおいて異なるから浄土真宗でも本願寺派や真宗大谷派や仏光寺派があるのだろうが、世間的に人気があれば他派の坊主でも呼ぶようだ。

そして、チラシの一番下には、

他にも楽しいイベントがいっぱい!

……と書かれている。すでに、当初の目的から大脱線しているようだ。

西本願寺の750回大遠忌も酷いと思ったが、それがまだましに見えてしまうほどの大脱線だ。大学の学園祭じゃないんだから……。

そんな仏光寺なのだが、大遠忌奉賛行事実行委員会が発行している「ブッコちゃんとダイオンくん」というリーフレットがあったので見てみた。

ブッコちゃんとダイオンくん(Photo by 親鸞会)

なんとも言えないキャラが登場する『ブッコちゃんとダイオンくん』

中を見てみると、

ブッコちゃんとダイオンくん中身(Photo by 親鸞会)

一応、親鸞聖人や仏光寺の歴史などについて説明されているようだ

親鸞聖人の紹介や、仏光寺の歴史について書かれているようだが、

ブッコちゃん(Photo by 親鸞会)

ベジェで描かれたにしては潔すぎるブッコちゃん

ブッコちゃん……分かりやすすぎるほどベジェ曲線ですね。角の処理がやっつけ仕事すぎます。首や手首などの塗りの処理がビミョーだし。

さらに、

ダイオンくん(Photo by 親鸞会)

ダイオンくんはお寺の鐘の精だそうですが、精って、アンタ……

ダイオンくん……これまた分かりやすすぎるほどいびつなベジェ曲線に脱帽です。「鐘の精」だそうですが、精って……ねぇ……?

ダイオン君は大きな音で仏の教えを広めていらっしゃるようですが、あのコンサートやらショーといった「楽しいイベント」のオンパレードで仏の教えが広がるんでしょうか?

今年は、親鸞会でも親鸞聖人750回忌が勤修されます。

750回忌といって特別変わった事をするのではなく、750回忌を縁に親鸞聖人の教えをお伝えするのみです。

お祭り騒ぎするのであれば、本願寺や仏光寺で十分でしょう。親鸞聖人の教えをよく知って聖人のご恩にお応えしたいと思われる方は、親鸞会の750回忌に参詣されてはいかがでしょうか?

ではでは。

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4 Responses to “仏光寺の750回忌も凄すぎる!そして、親鸞会の750回忌へ”

  1. 匿名 Says:

    親鸞会の750回忌はどうしたら参加できますか?

  2. monta Says:

    お問い合わせ、ありがとうございます。

    参詣希望でしたら、当ブログ右上の「コンタクト」から、お名前とご連絡先、参詣希望をされる理由をお知らせください。

    こちらからでもOKです。

  3. 匿名 Says:

    名前・連絡先とかいるんですね。
    やはりお寺とは違いますね。

  4. monta Says:

    もし、参詣をご希望でしたら、いつでもお申し込みください。

ツッコミ大歓迎!