もん太@射水市民です。
9月に入って富山県を代表するイベント「越中おわら風の盆」真っ最中だというのに、空気の読めない台風が日本に土足で上がってくる模様です。僅かに雨が降っても踊りの町流しが中止してしまうデリケートなおわらだけに、観光客の皆さんもかなりビクビクでしょうね。3日間丸々、台風が滞在して全く町流しが行われなかったとしても、延期されるわけでもなし。かなりやっかいなイベントですね。まあ、雨が降ったら降ったで八尾の会館などで踊りは披露されるらしいですけど、やっぱり町流しを見たいですよね。
そんなわけで、最近は前夜祭が8月末に11日間もあるので、そちらの人気も高まっているようです。
さて、そんなおわら風の盆を目当てに親鸞会へ拝観に来られる方が増えているそうですが、最近の親鸞会の人気スポットといえば同朋の里の彼岸橋ですね。親鸞会の「親鸞聖人750回忌」初日に予定されている「同朋の里での法輪」のメイン会場にありますし、親鸞聖人750回忌のポスターにもデザインされていますよね。

親鸞会の親鸞聖人750回忌ポスターの1枚目

親鸞会の親鸞聖人750回忌ポスターの2枚目
そんな彼岸橋ですが、橋の上から親鸞会のダムに泳いでいる錦鯉を眺めるのも人気があるようですし、鯉を眺めながら仏法讃嘆するのもいいようです。

親鸞会のダムで和風情緒を醸し出す朱色の彼岸橋
この彼岸橋ができるまでのプロセスって、あまり報道もされていなかった事もあり知られない方もいらっしゃるのではないか……と思いまして、北陸新幹線の工事現場に至ってはおしなべて萌え萌えなもん太は、ご多分に漏れず彼岸橋もチェックしておりましたので、今更ですが、紹介したいと思います。
まあ、彼岸橋という名前が決まる前に当ブログの6月2日の「親鸞会のダムに巨大なアレが設置だよ!」という記事で速報していたんですが、恐らく誰も見ちゃいないと思いますので、涙ながらにモザイクを撤去してご覧いただきましょう!!
彼岸橋に限らず北陸新幹線の高架橋工事でもお分かりのように、橋桁は大抵プレキャストでございますので、北陸新幹線のようなロングスパンな橋桁ではない彼岸橋(だって、あくまで庭園の橋だもん)は、県内の某鉄工所で製作して搬入しております。まあ、鋼鉄製ですからプレキャストとは呼ばないようですが……。ただ、庭園用の橋とは言っても池をひとまたぎする橋ですから、かなりの大きさになります。
その彼岸橋の橋桁が、丸々運び込まれたのが6月1日だったわけですね。

6月1日に某鉄工所から彼岸橋のベースが親鸞会に搬入されました
かなり巨大なトレーラーに長い橋桁が載せられて、親鸞会の同朋の里へと到着しました。勿論、交通量の少ない早朝に行われましたよ!
トレーラーに載っているからと言っても巨大ですから、トレーラーの運転も大変そうです。

巨大なトレーラーを運転していたのは綺麗なお姉さんでした♪
しかし、こんな2両編成の電車のようなトレーラーを運転しているのは、愛想の良い爽やかなお姉さんでした。かつて、高速道路でトラックに煽られたことのある気の弱いもん太は「トラックの運ちゃんは、コワモテのおっちゃんやー」というトラウマがございましたが、そのトラウマもどこかへ行きそうでございます。それにしても、このお姉さんのハンドルさばきは鮮やかでした♪
そして、ダムの横まで行きまして、

親鸞会のダム横でクレーンで彼岸橋を持ち上げます
現場で待機していたクローラークレーンで何トンもある鋼鉄製の橋桁を持ち上げてしまいました。何という絶妙なバランス!
この時、このクローラークレーンのブームは細い鉄パイプを組み合わせたトラス構造ですが、こんなもんで何トンもあるものを吊るすとは、トラス構造の偉大さを感じました。

彼岸橋が親鸞会のダム横の樹上をもラクラク越えていきます
……で、あっさりと親鸞会のダム横の木の真上を乗り越えていきまして……、

彼岸橋の向きの微調整は人力でできてしまうのがスゴイ
予め、両岸で工事が終わっていた土台に取り付けます。吊るすのは巨大なクレーンでなければなりませんが、1点で吊るしているだけなので、向きを調整するのはくくり付けたロープを引くだけなんですよね。なんか凄い。

これだけ巨大な構造物を寸分の狂いもなく合わせていく
それで、土台に埋め込まれている金具にピッタシと合わせてしまうのでした。僅か数センチの工作でさえ、予定していた寸法と狂ってしまうもん太ですが、これだけ巨大な構造物を寸分の狂いもなく合わせてしまう職人の技に脱帽でした。

位置が決まれば彼岸橋を両岸に固定します
そして、位置が決まれば、ボルトやナットやらで固定しまして……、

親鸞会スタッフの松さんが測量器で設置位置の最終確認
固定したら、親鸞会スタッフの松さんが測量器で最終確認でした。かっこいい……。
こうして、橋桁が設置された後、両岸の土の埋め戻しが行われ、橋に欄干が設置されました。

後日、橋に朱色に塗られた檜の欄干が取り付けられました
朱色で塗られた欄干ですが、パーツの段階で見ると、檜が見えていますね。実際に、今でも彼岸橋を渡っていると檜の良い香りがするんですよ〜♪この欄干もまた寄せ木細工のようにキッチリと隙間なく組み合わさっていくので感動でした。
そして、欄干の上の檜が剥き出しになっている所に、

もん太が勝手に「黒タマネギ」と呼んでいたのは「擬宝珠」だそうです
個人的に「黒タマネギ」と呼んでいる物体が取り付けられて完成です。この黒タマネギですが、正式には「擬宝珠(ぎぼし)」というらしいですね。知りませんでした。
まあ、そんな感じで親鸞会の人気スポット「彼岸橋」が誕生したわけです。
この土日に親鸞会に参詣の皆さん!台風に負けずに彼岸橋を要チェックやでっっ!
ではでは。
ツッコミ大歓迎!