2 8月 2012

親鸞会の鳥取米子会館が落慶したぞ!(その3)

Author: もん太 | Filed under: 親鸞会館

もん太@射水市民です。

親鸞会では、各地で会館建立ラッシュでございますが、山陰初の会館である鳥取米子会館の落慶レポートをしております。

日本海側は太平洋側よりも北だし、雪も降るから夏は涼しかろうという理由で、静岡県民だったもん太は、日本海側の富山県立大学に進学したのですが、静岡以上に湿度が高く、ご多分に漏れずに暑いのが富山県でございます。負けじと鳥取県米子市は暑いわけで、そんな中、鳥取米子会館の落慶座談会が行われたんですね。

……で、前回は勤行までレポートしましたが、今回は高森顕徹先生をお囲みしての座談会です。

鳥取県在住の親鸞会の法友が待つ講堂に高森先生が来られ座談会スタートです!

座談会(Photo by 親鸞会)

鳥取在住の親鸞会の法友でいっぱいの鳥取米子会館で座談会

親鸞会の会館の御仏壇の上には、会館ごとに異なった仏語の書が掲げられているものかと思いますが、鳥取米子会館は「光寿無量」です。この意味についてご教導いただきました。

この「光寿無量」とは、阿弥陀仏のことですが、どんな仏さまなのかということについて鳥取米子会館の掲示板に謹書されていた親鸞聖人のご和讃を通してお話しされました。その掲示板は親鸞会の鳥取米子会館が落慶したぞ!(その1)に写真入りで紹介されていますが、こんなご和讃です。

板書(Photo by 親鸞会)

会館の掲示板にも謹書されていた親鸞聖人のご和讃を通してお聞きしました

生死の苦海ほとりなし ひさしくしずめるわれらをば
弥陀弘誓のふねのみぞ のせてかならずわたしける(親鸞聖人)

この「生死の苦海」とは私たちの人生のことを仰っていますが、人気女流作家で自由奔放に生きたと言われる林芙美子さんが「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」という言葉を残しているとおり、人間とは苦しむ為に生まれてきたようなものということで、聖人はそういう人間の姿をここで「生死の苦海ほとりなし」と仰っています。

そして、この世に生まれたのは、水と空しか見えない海に放り出されたようなものでです。見渡しても陸も何も見えません。泳ぐといっても、どこに向かって泳げばいいかわかりませんし、陸地と反対方向に一生懸命泳げば、泳げば泳ぐだけ苦労が無駄になります。行き先が分からなければ不安なように、人生も目的がハッキリしなければ不安です。苦しむ為に生きているのではなく、幸せになる為に生きています。しかし、苦しみばかりの人生になってしまいます。

次に「久しく沈めるわれら」と仰っています。800年前の親鸞聖人の時代も源平の合戦で乱れ、飢饉などで苦しみの世の中でしたが、平成の現在も、交通事故で亡くなる人は5000人を切るほど減っていますが、自殺者は増えて3万人を超えています。長い間、すべての人が、それぞれの立場で苦しんでいます。

そんな苦しみの人生が、どうしたら幸せになるのかということについて、助けるものを親鸞聖人は船に例えておられますが、主著『教行信証』の冒頭に、

難思の弘誓は難度海を度する大船

と仰っています。本師本仏の阿弥陀仏は、苦しみの海に溺れ苦しんでいるすべての人を助ける為に大きな船を造られましたが、それを「難度海を度する大船」と仰っています。地球上に70億の人が住んでいますが、それらの人がすべて乗っても、どこに乗っているか分からないほど大きな船です。すべての人を乗せて「人間に生まれて良かった」と喜べる身にしてやろうというお約束です。この船のことをご和讃で「弥陀弘誓の船」と言われています。それが「南無阿弥陀仏」の御名号です。

すべての人が、この難度海に溺れて「つらい、つらい!」「助けてぇ〜!」と言っています。

アート(Photo by 親鸞会)

生死の苦海で「苦しい」と溺れる人を描かれる、施主のSさん

↓こんな感じ。

溺れる人(Photo by 親鸞会)

Sさん作の「溺れる人」。休憩時間に右にもう1人描かれました

それらの人を阿弥陀仏の船のみが乗せてくだされるから「弥陀弘誓のふねのみとおっしゃっているわけです。

しかし、私たちは意識を失いかけているので、ハシゴを下ろしてもらっても上っていく力もありません。そこで、阿弥陀仏はそんなことも分かられた上で、乗せて助けようとされているわけですね。だから、絶対他力です。

この阿弥陀仏のお徳に2つあり、光明無量寿命無量とがあります。光明と寿命に限りがないということですが、大宇宙に数え切れないほどの仏さまがおられても光明と寿命に限りがないのは阿弥陀仏だけです。光明とは力のことで、限りのない力を持たれたということです。そして、力がどれだけ凄くても瞬間的なものでは意味がないので、それがずーっと続くということで寿命にも限りがないので寿命無量です。

この光明無量と寿命無量の阿弥陀仏の造られた大船に乗せていただくまで聴聞の一本道を進ませていただきたいと思います。

最後は、皆さんと一緒に恩徳讃を歌って終わりました。

恩徳讃(Photo by 親鸞会)

座談会も終わり、全員で恩徳讃を歌いました

恩徳讃の後、お赤飯のお弁当でおときをいただきました。

そして、炎天下ですが、外に出て皆さんと一緒に記念写真!やっぱり打ち水で温度を下げました♪

記念写真(Photo by 親鸞会)

昼食の後、鳥取米子会館の前で、皆さんと一緒に記念写真!

この後、近くの皆生温泉に行きまして祝賀会のご縁を頂きましたが、「皆生」で「かいけ」って読むそうです。絶対、読めませんが……。ちなみに、この周辺は、日本のトライアスロン競技の発祥の地なんだそうです。

皆生温泉(Photo by 親鸞会)

座談会の後、皆生温泉に移動して祝賀会のご縁もいただきました♪

この温泉の裏は美保湾で、ここから日本海が広がっています。

美保湾(Photo by 親鸞会)

皆生温泉の裏には美保湾から広がる美しい日本海が望めます!

凄く綺麗な海でしたよ!松林も見事でしたね。親鸞会の松林の壁画を思い出しながら歩いておりました。

そして、祝賀会のご縁を頂いた後には、鳥取米子会館へ戻って後片付けをしました。片付けも終わった後、自慢の台所で鳥取名物の大栄西瓜をいただきました。

大栄西瓜(Photo by 親鸞会)

片付けの後、鳥取名物の大栄西瓜をいただきました♪

初めてこの大栄西瓜というものを食べたのですが、ビックリするくらい甘かった!なんじゃこりゃ、っていうくらいですよ。こんな西瓜を食べられる鳥取の親鸞会の法友が羨ましい……。

そして、後片付けも終わってもん太は故郷の富山県へ……。

大山(Photo by 親鸞会)

鳥取米子会館からの帰路、米子自動車道から見えた大山

米子ICから米子自動車道を走ってすぐに見える大山が非常に印象的でした。

ではでは。

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