もん太@射水市民です。
浄土真宗中興の蓮如上人がご活躍なされた吉崎御坊の近くに、親鸞会の聞法道場である福井会館が完成し、10月14日に遷仏会が勤められました。
午前中に行われましたので、早くから多くの福井の法友が、駆け付けました。
福井会館は非常に大きい為に、工事の期間もだいぶかかったのですが、道路側の建物に関しては2階から3階は、だいぶ前にリフォーム工事は終わっており、福井の皆さんが会合などで使われていたのですが、1階や後方にドーンと建っている大型倉庫の中は知られない方もおられました。その為か、玄関を入ってあまりの変貌に驚きの声があがっていました。

玄関を入ると広い下足置き場です。入口で混雑はしにくくなっています
福井会館は3階建ての建物もありますが、約100畳の講堂は1階です。玄関からそこまでは、階段はなく、足の都合の悪い方でも真っすぐに講堂まで行く事ができます。そこまでは、親鸞会の二千畳の廊下のように非常に広くなっています。

下足置き場から講堂までは、広いホールで繋がっています
もはやホールと言っていいように思いますが、このホールからそのまま講堂の後方に入れますので、参詣者が講堂に入り切らない時でも、講堂の引き戸を開け放してホールまで人が座って聴聞することができます。なんせ広いという印象です。
そして、時間となって皆さんも着席されて、御仏壇の開屏です。他の親鸞会の会館のように麗しき女性2名によって開屏されました。

時間となり麗しき女性によって開屏がなされ、立派な御仏壇が……
どこかの会館に似ていると思ったら、親鸞会の高岡会館にそっくりです。実は、リフォームプランを立てた人は高岡会館をモデルに設計したのだとか……。
開屏がなされた後は、『正信偈』の勤行です。

満堂の参詣者が声を合わせて『正信偈』の勤行です
勤行の後は、親鸞会からの祝辞が読み上げられました。

講師の先生より親鸞会からの祝辞が読み上げられました
親鸞会の各会館ごとに異なるお言葉の書は、親鸞聖人の教えの一枚看板である「平生業成」ですね。平生業成とは、どんなことか知りたい方は、こちらをご覧ください。
この後は、2名の法友による決意発表がなされました。

法友を代表して2名の方が決意発表をされました
1人は福井の親鸞会の青年層を長年、引っ張って来られた重鎮!いつも笑顔がステキな方ですが、力強い発表をされました。
そして、もう1人は、福井で活躍中である親鸞会の講師の先生です。

福井で活躍中の親鸞会の講師の先生も決意発表です
福井にも会館が必要だと呼びかけられた親鸞会の黎明期からの法友の熱い思いを代弁されました。その方は、遷仏会を待たずして亡くなられたのですが、熱心に親鸞聖人の教えを聞き求めて来られた方だっただけに、聞かせていただいて胸が熱くなってきました。
決意発表の後は、高森顕徹先生のビデオご法話を聴聞させていただきました。

高森顕徹先生のビデオご法話を聴聞させていただきました
映像や音響の機器は、妥協されずに最新のものが使われており、見やすく聞きやすくなっております。仏法は聴聞に極まるのですから、こういう設備に妥協はされなかったそうですよ。プロジェクターも非常に明るく、スクリーンも大きいので広い講堂の後方に座っていても板書の文字がよく見えました。
ビデオご法話の後は、親鸞会館のご法話でもお世話になっている富山県推奨の無添加食材を使ったあんしん弁当から取り寄せたそうで、もん太も福井の皆さんと一緒にいただきましたよ!

会館建立の喜びを語りながら、おときを頂きました
皆さん、立派な会館が建立され、喜びとこれからの夢を語りながら楽しく召し上がっておられました。
おときの後は、館内の拝観案内です。

おときの後は、じっくりと会館内を拝観して廻りました
御仏壇の説明から順番に説明がなされました。
次は高森顕徹先生をご招待しての落慶座談会が行われるとの事です。今から楽しみですね!
ではでは。
ツッコミ大歓迎!