もん太@射水市民です。
前回まで、5月18日〜19日の2日間、親鸞会で勤修された親鸞聖人降誕会の様子をレポートしましたが、その翌日の20日は、親鸞会の同朋の里にあるC館にて海外から降誕会に参詣された法友を対象としたつどいが行われ、高森光晴先生の講義がなされました。
最近は海外から日本への旅行者が増えているそうです。アベノミクスの影響か円安で日本への旅費が安くなったということもあるようで、日本とは地球の反対側のブラジルからも多くの法友が親鸞会に参詣されました。今では、高森顕徹先生の『なぜ生きる』や『歎異抄をひらく』、そして『光に向かって』が、英語や中国語、ポルトガル語などに翻訳され、各国でも大評判ということもあって、直接、高森顕徹先生のお話を聞きたいと来日され、富山県の二千畳に足を運ぶ人が増えているとのことです。
その高森光晴先生の講義では、まず3首の歌が紹介されました。最近は、親鸞会の会館には同じ歌が何枚も掲げられるくらいに話題となっている歌です。まず、その3首を見てみたいと思います。

別嬪も 笑顔忘れりゃ 五割びき
そうですねー。「あ、あの人、別嬪さんだなぁ〜」と思っても、笑顔がなくてムス〜ッとしていると凄く勿体ない気がします。まさしく、五割びき!

どんな娘も 笑顔に勝る 化粧なし
「娘」とありますが、男性でも同じことが言えますね!最近は、男性用化粧品も出ていますが、笑顔のステキな男性、女性はイイですよね〜。

どんな娘も 笑顔つくれば 五割増し
……というわけで、無表情やブス〜ッとした表情よりも、笑顔を作るだけで好感度アップです!仰るとおり!
この3首が親鸞会の会館には、たくさん掲げられています。
仏教では廃悪修善と言いまして、善を教えられますが、教えられるということは「実践しましょう」ということで教えられます。そんな善の1つとして「布施」が教えられますが、よく知られるものが「法施」や「財施」です。しかし、モノを持たない人は布施ができないのかというと、そんな人にお釈迦様は「無財の七施」というものを教えてくださっています。財がなくても心がけ一つで、このような布施ができるのだよと教えてくださった中に、「和顔悦色施」と言われるものがあります。分かりやすく言えば「笑顔」です。
まさしく「笑顔」は、お釈迦様が、善であるから実践しなさいよと教えてくださっているんですね。
そう聞くと、「ハイハイ、分かりましたよ。笑顔が善なんですね」と言いながらも笑顔のない人がいますが、仏教で「分かった」とは「実践」してこそ「分かった」ことになるのです。逆に「分かった」と言いながらも実践しなければ「観念の遊戯」で何も分かっていないんですね。何も持たずとも、顔の筋肉を少し動かすだけでできる布施行なのに、それすらもしないとは布施が全く分かっていない人ですし、「善因善果 自因自果」ということが全く分かっておらず、仏教は善を教えられた教えということが全く分かっていないということになるわけですね。
実行したいと思います。
そういえば、もん太は語学が苦手で英語も中国語もポルトガル語も、あいさつ程度しかできませんが、それぞれの国の言葉であいさつをして、笑顔をするだけで仲良くなれましたよ!まさしく、笑顔は国を問わずに通用する共通語なんですね!実践していきたいと思います。
その笑顔の講義の後は、百味館に移動して会食会です!
韓国から参詣した法友や……、

韓国からの法友のテーブルです
台湾から参詣した法友や……、

台湾から参詣された方々のテーブルです
アメリカ、ブラジル、イギリスなどなどから参詣した法友が百味館に集まって、美味しい料理をいただきながら交流を深めました。
料理長が、かつて一流ホテルの料理長をしていて、中華が得意ということもあって点心などの中華系が特に美味しかったですね!本場、中国の法友も大満足でした!鶏の唐揚げなんかも、一度、蒸してから揚げているということもあって柔らかく、大好評でした!
そして、各国の発表も聞かせていただきましたよ!

アメリカなど各国の法友による発表で盛り上がりました!
親鸞聖人の教えは「世界の光」です。それは親鸞聖人の教えられたことが「世界の光」なんですね。その教えられたことは、万人にとって最も大切な「なぜ生きる」ですから、各国語に翻訳された『なぜ生きる』が大反響を呼んでいるという発表に感動しました。
そんな笑顔に包まれた海外の法友のつどいも無事終了。
そういえば、海外の皆さんと撮った記念写真も笑顔でいっぱいでしたよ〜♪

そういえば、C館裏の庭園で撮った記念写真も、皆さん笑顔でした♪
親鸞会が結成されてから55周年の今年、笑顔で光に向かって進ませていただきたいと思います。
ではでは。
ツッコミ大歓迎!