もん太@射水市民です。
親鸞会の結成55周年を目前に、そちらの準備などでバタバタしてブログの更新どころではないので、更新していきたいと思います。
……で、各地に沸き出ずる親鸞会の会館ですが、兵庫県西宮市に完成した関西西宮会館のバーチャル拝観を前回からしておりますので、今回こそは講堂の紹介をしたいと思いますので、目の穴をかっぽじって見て頂ければ幸甚です。
親鸞聖人の教えは聞くに極まる教えですので、各地に建立されている親鸞会の会館で重用視されるのは、聞法に最適かどうかということですね。特に講堂の造りは重要ですが、関西西宮会館はどうでしょうか?

広々とした講堂。音響も映像機器もいいものが揃っています
う〜ん、素晴らしい講堂ですね!
左の赤絨毯部分が広く見えますが、後方の入口からそのまま赤絨毯が前まで続いており、廊下でもあり講堂でもあるという面白い造りになっております。
音響や映像機器も完備されておりますので、テレビ講演などもしっかりと聴聞させていただくことができます。
そして、講堂前方から後方を見ますと、こんな感じ。

講堂の後方には親鸞会の会館初である縦書きの「無上道」が掲げられている
この写真では、ちょっと小さいですが、親鸞会の会館の後方に掲げられている「無上道」の書が、縦書きですね〜!これも親鸞会では初です!!
では、お仏壇を拝見してみましょう。

見事なお仏壇には、浄土真宗の正しい御本尊である御名号が御安置
う〜ん、お見事です!
ただ、お仏壇が立派でも何が御本尊かが最も大事です。
浄土真宗の正しい御本尊は、南無阿弥陀仏の御名号であり、親鸞聖人も蓮如上人も御名号以外に本尊にされたことはありませんので、親鸞会は関西西宮会館のみならず、各地に建立されている会館、そして、親鸞学徒の皆さんも御名号本尊としております。
そのお仏壇の上には、各会館で異なる仏語の書が掲げられるのですが、関西西宮会館は「信心正因」でした!

親鸞聖人の教えを一言で表した「信心正因」がお仏壇の上に
「信心正因」とは、親鸞聖人の教えを一言で表したものですが、このお言葉の意味については落慶座談会にて高森顕徹先生よりお聞きすることができましたよ!……というわけで、ここでは意味は省略しますね……。
講堂の横には、いくつかの部屋がありますが、便利なのが会合室。

キッチンのある会合室は、非常に便利です
部屋の奥にはキッチンがあり、ここでお茶などを用意したり、おときの準備もできます。
おときを頂きながら仏法讃嘆もいいですね!
この会合室の隣は、講師控室です。

センスの良い講師控室
ソファーやテーブルなど、兵庫県の親鸞会を黎明期から支えてこられた法友がコーディネートされたものだそうです。
そんな講師控室の隅には、こんな焼き物がありましたよ!

古くから兵庫を引っ張ってこられた法友による備前風の「夕闇」
タイトルは「夕闇」。
備前風に仕上げたと聞きましたが、市の展覧会で入賞し、多くの人から譲ってもらいたいと言われながらも、会館にお布施したくて断ってきたのだそうです。いやぁ〜、いい色が出ていますね!
講堂を出ると、2階ホールなんですが、ここも広く、ちょっとしたくつろぎの空間になっています。

2階ホールも広く、くつろぎの空間に
そのホールの隅には、ソファーなどが置かれて、リラックスして仏法讃嘆ができます。

2階ホールの隅に、リラックスして仏法讃嘆できるスペースも
こんな所でなら、時間を忘れて仏法讃嘆など語り合うことができますね。
では、3階に行ってみましょう。

階段はガラスブロックからの光で明るいですね〜!
1階からの階段ホールは、外から見ても分かるようにガラスブロックですので、外からの光が差し込んで明るいですね!いい感じです。
そして、3階に上がってみますと、ここにも広い空間が広がっていた!!
ちょっとした会合もできますし、2階の講堂から映像と音声の配線が壁まで来ておりますので、液晶テレビやプロジェクターに繋いで、第2会場として使うこともできます。最近は、このように館内に配線がなされて、中継ができるようにしてある会館が増えてきているように思います。
そんな3階ロビーの壁を見てみますと……、

ロビーの壁にはオシャレな照明
こんなオシャレな照明が取り付けられています。夜に見ると、またリッチな気分になれますよ〜。
そして、3階の突き当たりに行きますと、またまた部屋がありまして、

小さな子と共に聴聞できる親子聴聞部屋も完備!
こんな子供さんが遊べるスペースもあります。
若いママさんも多いですから、小さな子供を連れての参詣があります。どうしても、騒いでしまいますので、他の参詣者の迷惑にならないように親子聴聞部屋が用意されています。これで安心して参詣できますね!
そんな関西西宮会館には、可愛らしい絵画が至る所に掲げられています。

ほんわかとした絵柄で、人生の目的を問う絵画も掲げられている
ぼくは どこに 行くのだろう
たそがれ くまくん 考えた
なんのために 歩くのか
心が温まるような優しい絵で、人生の目的を考えさせるんですね。
こういう絵は親鸞会の他の会館では、なかなか見ることができません。
関西西宮会館にも、拝観に行ってみましょう!
ではでは。
ツッコミ大歓迎!