9 3月 2015

親鸞会の学生大会で歎異抄の「摂取不捨の利益」

Author: もん太 | Filed under: 親鸞会館

もん太@射水市民です。

前回の記事では、北陸新幹線の開業まで、あと1週間ということを書きましたが、開業したら関東方面から親鸞会に参詣される方の中には、新幹線で参詣という方も増えるんでしょうね。

3月8日には、そんな北陸新幹線開業前最後の親鸞会での高森顕徹先生のご法話が勤められました。

今回は毎年1回勤められる親鸞会の学生大会です。

司会(Photo by 親鸞会)

大学生による爽やかな司会(プライバシーでモザイク処理が残念!)

全国の大学生など、学生が施主となって勤められるご法話で、司会もフレッシュな大学生が行っていました♪いやぁ〜、もん太もあんな時代がありましたねぇ……。

他にも学生大会では、大学生や高校生などが遇法の喜びを発表する体験発表が行われます。今回は、2名の学生さんが爽やかに発表してくれました。

体験発表(Photo by 親鸞会)

2名の学生による体験発表も感動でした!

午前は、親鸞学徒の息子さんで、現在は高専で学んでいます。もん太も彼のことは小さい頃から知っているのですが「立派になったなぁ〜」と涙を浮かべて聞かせていただきました。これは親鸞学徒でなくてもそうだと思いますが、反抗期なんてものがありますように、なかなか親の言うことは聞けないものですよね。大人でもなかなか聞こうとしない仏法は、遊びたい一杯の子どもにとって、なかなか聞けるものではありません。

「何で仏法を聞かなければならないか分からなかった」と当時の心境を語りつつも、友人や恩師の無常を通じて「必ず死ななければならないのに、なぜ生きるのか?」と自問するようになり、その答えが、小さい頃からご両親に連れられて聞きに行っていた親鸞聖人のみ教えにあったことを知らされ、自分の幸福を念じてくれていたご両親に対する感謝を語り、涙を誘いました。

聴衆(Photo by 親鸞会)

体験発表の2人には参詣者から惜しみない拍手が送られました

もう1人は大学生で、好きな子の気を引くためにどうしよう、と悩んでいた頃から始まり、体力勝負ではダメだから、何となくカッコイイ数学を頑張って気を引こうと、数学に没頭するも、その子から「○○君って、数学ばっかりやっていて気持ち悪い〜」と言われてしまって、今までの苦労が水の泡となったショッキングな出来事から始まりました。笑いあり、涙ありの体験発表。学生大会ならではですね。

そして、今回の高森顕徹先生のご法話の演題は「歎異抄一章の『摂取不捨の利益』について」でした。

摂取不捨の利益(Photo by 親鸞会)

演題は歎異抄一章の「摂取不捨の利益」についてでした

多くの文化人がこぞって称賛する古典「歎異抄」ですが、全18章は第1章に収まり、その第1章は冒頭の、

「弥陀の誓願不思議に助けられまいらせて往生をば遂ぐるなり」と信じて「念仏申さん」と思いたつ心のおこるとき、すなわち摂取不捨の利益にあずけしめたまうなり

に収まり、それはまた「摂取不捨の利益」に収まることを聞かせていただきました。

政治、経済、科学、医学……といった人間の営みのすべては、私たちが幸福になるために存在するものですが、すべての幸福は相対の幸福であり、必ず私たちを捨てていくものです。そのことを蓮如上人は御文章で、

まことに死せんときは、予てたのみおきつる妻子や財宝も、わが身には一も相添うことあるべからず

と仰っているとおりです。

毎日洗っている自分の身体にも捨てられる時が来るのですが、そんな中に於いて、阿弥陀仏は絶対に捨てられることのない摂取不捨の利益の身に救うと誓われています。絶対の幸福とも言われますが、その身に救われるまでの道程を聞かせていただきました。

帰宅風景(Photo by 親鸞会)

摂取不捨の利益について聴聞し、帰路につく参詣者

こうして、今年の学生大会は終了しました。

来月のご法話から、北陸新幹線で参詣される方もおられるんでしょうね。

また、お会いしましょう!

ではでは!

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