9 12月 2016

観勢寺をバーチャル拝観!(2)

Author: もん太 | Filed under: 真宗十派, 親鸞会館

もん太@射水市民です。

前回から、西本願寺の末寺から浄土真宗親鸞会に帰属した富山県上市町の観勢寺のバーチャル拝観をしているわけですが、今回は、いよいよ内部を拝観してみたいと思います。

まずは、親鸞聖人のみ教えを聴聞させていただく聞法道場として、もっとも大切な本堂から拝観してみましょう!

観勢寺の本堂(Photo by 親鸞会)

観勢寺の本堂。明るく、綺麗になりました

観勢寺が西本願寺の末寺であった頃の本堂を知っているもん太としては、基本的な寺院としての構造は殆ど変わっていないのですが、さまざまな点で大変わりしていることに驚きました。……って、変わっているのか変わっていないのか、どっちやねん!っていうツッコミが聞こえてきそうですが(汗)。

江戸時代からの歴史ある寺院らしいのですが、ここ数年は手つかずで荒れ放題になっていました。雨漏りしていたり、ホコリまみれになっていたり、細部が破損していたり……と、ちょっと心配になっていたのですが、耐震構造もなされ、さらに屋根も修繕して雨漏りの心配もなくなりました。ただ、屋根の瓦はもともとのものを再利用したそうですよ!

……で、本堂周辺ですが、こんな感じです。

玄関と廊下(Photo by 親鸞会)

本堂を囲む廊下。窓はペアガラスになって断熱性も高まった

本堂の後方に玄関があり、そこから右側に廊下が本堂裏に続きます。ここに襖が入ったことで、風除室のようになり、冷気が直接、本堂に入らなくなりました。そもそも、廊下沿いの窓ガラスは、すべてペアガラスに交換されたので、断熱性が大幅にアップです。

毎年1月には、富山県伏木の勝興寺にて御満座が行われ、今年ももん太はお邪魔しまして平成28年 勝興寺の御正忌報恩講「御満座」に行ってみたという記事を書いておりましたが、勝興寺は本当に寒い!ストーブから30cmでも離れようものなら底冷えするくらいの厳しさです。ところが、観勢寺の場合は、それがないんですね。非常にありがたいです。

そして、観勢寺は〝寺院〟ですので、他の会館よりも内陣が大変広くなっています。その内陣から外陣を見るとこんな感じです。

観勢寺の内陣(Photo by 親鸞会)

内陣から外陣を見ると、このような感じ

う〜ん、観勢寺だけあって寺院らしい光景ですね。では、もっとも大切なお仏壇はどうなっているのでしょう?

観勢寺のお仏壇(Photo by 親鸞会)

もともと観勢寺にあったお仏壇をお洗濯して美しくなった

立派です!

これは、新調されたお仏壇ではなく、もともと観勢寺にあったお仏壇を滋賀の法友がお洗濯したというものなんです。もともとのお仏壇も知っていますが、本当に別ものと言っていいほどの宮殿です。何よりも、蓮如上人が「他流」と仰有る「木像」「絵像」ではなく、「当流」である「名号」が御本尊としてご安置されているということは、親鸞聖人のみ教えが正しく伝えられている証拠ともいえるでしょう。その浄土真宗の正しい御本尊については、この動画で詳しく解説されています。

いくらお仏壇が立派でも、御本尊が「他流」の「木像」や「絵像」であっては、意味がありません。

観勢寺が西本願寺か親鸞会か、ということよりも、御本尊が、親鸞聖人や蓮如上人の教えられたとおりになっているかどうか、ということは重要なのです。

さて、その浄土真宗の正しい御本尊である名号がご安置されたお仏壇なのですが、お洗濯を終えて特にビックリしたのは「前卓」だったりします。

前卓と経机(Photo by 親鸞会)

前卓を見ると、何やら鮮やかな模様が……

なんか、すごく色鮮やかで美しく荘厳されていますね。少しアップで見てみますと、

極彩色の彫刻(Photo by 親鸞会)

前卓には極彩色の彫刻が見られた

こんな感じの極彩色に彩られた彫刻が目に飛び込んできます。前卓には、打敷がかかっていますので、彫刻がよく見えないのですが、住職にお願いして打敷を上げていただきました。すると、その下には……、

前卓(Photo by 親鸞会)

打敷で見えない前卓の彫刻を見せていただいた

こんな見事な彫刻が施されていたんですね。

もん太は、これはてっきりお洗濯をした滋賀の法友が、改めて彩色されたんだろうと思っていました。しかし、これはもとの色だとのこと。相当くすんでいたので、くすみを除去するのに相当大変だったそうです。顔料で彩色されていますので、ヘタなやり方をすると塗料が取れてしまうのだとか。それを上手にやってみると、極彩色の見事な彫刻が現れ、そのお洗濯をされた法友もビックリされたそうです。

そりゃ、こんな綺麗なものが出てきたのではビックリしますよね。

さて、本堂から裏に回ってみたいと思います。裏には、講師の控室がございます。

講師控室(Photo by 親鸞会)

講師控室の様子。落ち着いた空間になっている

こんな感じで、非常に落ち着いた和風の空間になっています。

お次は、新築された庫裏に行ってみましょう。

談話室(Photo by 親鸞会)

庫裏にある談話室。居心地のよい空間

こんな感じで、参詣者が仏法讃嘆できる談話室がございます。ここも非常に暖かいんですよ!聞法の合間に、お茶を楽しむこともできます。

その談話室で目を引いたのが、この丸太のベンチです。

丸太のベンチ(Photo by 親鸞会)

もともと観勢寺にあった杉で作った丸太のベンチ

これは、もともと観勢寺の敷地内に立っていた杉を伐採して作ったものだとか。その杉というのも、立ち枯れしていて近所の住民もヒヤヒヤしていたそうですが、観勢寺が親鸞会に帰属して伐採されたことで非常に喜ばれているそうです。

この杉も枯れていたために、いい感じで乾燥していて、すごく良いベンチに仕上がっていました。温もりがあって良いですね。

談話室の隣には、キッチンがあります。

観勢寺のキッチン(Photo by 親鸞会)

観勢寺のキッチン。お茶を談話室にすぐに出せる

こちらで、お茶の準備をして、談話室にすぐに出すことができます。お弁当なども用意ができるので、フル稼働しそうです。

こんなステキな寺院に生まれ変わった観勢寺。落慶座談会の様子は、次回、アップしたいと思います。

そうそう、観勢寺の動画もございますよ〜。

ではでは。

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