25 11月 2016

西本願寺の伝灯奉告法要に行ってみた(3)

執筆: もん太 | カテゴリ: 真宗十派

もん太@射水市民です。

西本願寺で行われている伝灯奉告法要の第4期に1日だけ行ってみまして、前回と前々回に続き、今回もレポートを続けたいと思います。

とりあえず、バックナンバーはこちら。

……というわけで、前回で伝灯奉告法要が終わったのですが、実は、その後も「伝灯のつどい」なるイベントが用意されておりまして、参拝者はそのまま残って参加しておりました。

「伝灯のつどい」は、「伝灯奉告法要」よりは少しくだけた感じで、門主一家である大谷宗家と親しもうといったイベントのようです。門主と前門も、伝灯奉告法要では紫衣と五条袈裟でしたが、伝灯のつどいでは、黒衣と輪袈裟になっておりました。

その「伝灯のつどい」の日程はこんな感じ。

「伝灯のつどい」日程
阿弥陀堂 御影堂
開会、大谷宗家ご入堂 開会
園児による花束贈呈 [阿弥陀堂行事を中継]
ご門主様お言葉 前門様のご事績とメッセージ(映像)
大谷宗家ご退堂 ご門主様のこれまでの歩み(映像)
ご門主様のこれまでの歩み(映像) 大谷宗家ご入堂
前門様のご事績とメッセージ(映像) ご門主様お言葉
[御影堂行事を中継] 大谷宗家へのインタビュー
恩徳讃 斉唱 恩徳讃 斉唱
閉会 大谷宗家ご退堂、閉会

以上、パンフレットより抜粋。

……というわけで、伝灯奉告法要と同様に、阿弥陀堂と御影堂の両堂にて順番に行われる行事でした。

まずは、阿弥陀堂に大谷宗家が揃って入堂です。専如門主(大谷光淳氏)一家と即如前門(大谷光真氏)夫妻の6人が姿を現しました。その様子は、御影堂にいるもん太は堂内に設置された液晶テレビに中継されて見ることができました。

まずは、本願寺の幼稚園児より大谷宗家への花束贈呈です。子どもには、首飾りと腕輪のようなものが贈呈されていたようです。それにしても、法要期間中は毎日、贈呈されるんですね。花束贈呈は阿弥陀堂だけで行われるようでして、その様子は、御影堂に中継されました。

それが終わると、御影堂では、阿弥陀堂の映像が終わって、〝前門様のご事績とメッセージ〟〝ご門主様のこれまでの歩み〟のビデオが続けて上映されました。その間、阿弥陀堂では〝ご門主様お言葉〟です。

即如前門(大谷光真氏)は、門主を退任してすぐに取りかかろうとしてできなかったこととして、親鸞聖人の著作を読み返して学びたいとのことでした。退任してすぐにできなかったかも知れませんが、これから是非とも本当の親鸞聖人のみ教えを学んでいただきたいと思います。ご縁あらば、親鸞会の二千畳へも参詣されることを念じます。

そして、専如門主(大谷光淳氏)のビデオ上映。出生から門主就任に至までの経緯が上映されました。ボーイスカウトとかいろいろとやっているようですが、是非とも父の前門と一緒に親鸞聖人の「平生業成」のみ教えをよくよく聴聞され、門主として、本当の親鸞聖人のみ教えを徹底して頂きたいと思います。

その上映が終わると、阿弥陀堂から大谷宗家の皆さんが、御影堂に移動してきます。

そして、入堂。

大谷宗家入堂(Photo by 親鸞会)

大谷宗家が揃って御影堂に入堂

長男の敬くんの手を引いての入堂です。どうやら、もん太の息子と同い年らしい。

そして、専如門主の〝お言葉〟です。

ご門主様お言葉(Photo by 親鸞会)

専如門主(大谷光淳氏)の「お言葉」が読み上げられる

やはり、「なぜ生きる」が抜けた「生き方」を強調したような〝お言葉〟でした。これからは、浄土真宗の言葉を使わずに、平易な言葉で教えを伝えていきたいと決意がありましたが、その為には、自らがよく教えを理解することが大切です。今生で阿弥陀仏の本願に救われる平生業成のみ教えを徹底していただきたいものです。

〝お言葉〟が終わると、大谷宗家へのインタビューです。

大谷宗家へのインタビュー(Photo by 親鸞会)

大谷宗家へのインタビューが始まった

ここからは更にくだけた感じで、司会の女性が参拝者を代表して大谷宗家にインタビューしていくというもの。まずは、門主の大谷光淳氏にインタビュー。

大谷光淳(Photo by 親鸞会)

専如門主(大谷光淳氏)がインタビューに答える

門主になって何が変わったか、とか、奥さんである裏方に対する気持ちなど、芸能人への記者会見で聞かれるような質問でした。

門主として、忙しいが裏方が子どもたちの面倒を見てくれるので、勤行で手を合わせるようになったそうです。うん、素晴らしい。門主として、1つ1つの法要をしっかりと勤めていきたいとのことでしたが、ただの儀式として終わらせるのではなく、「聴聞に極まる」のが浄土真宗のみ教えですから、せっかく全国各地から門徒が集まる法要は、聞法メインにして頂きたいと思います。

……で、裏方の大谷流豆美さんへのインタビュー。

大谷流豆美(Photo by 親鸞会)

裏方となった大谷流豆美さんへもインタビュー

そして、長男であり、次の門主になるであろう大谷敬(たかし)くんにもインタビューがありました。

大谷敬(Photo by 親鸞会)

次の門主になるであろう長男の大谷敬くんにもインタビュー

なんか、この子が答えている時が、いちばん盛り上がっていたように思います。幼稚園で友だちと一緒に遊ぶのが楽しいそうですよ。

父親の話では、勤行をするようになったとのこと。是非とも、本当の親鸞聖人の教えを伝えられる門主になっていただきたいものです。

……で、一通りのインタビューが終わりまして、退堂です。

大谷宗家ご退室(Photo by 親鸞会)

伝灯のつどいも終わって大谷宗家が退堂していく

何といいましょうか。血統だけの皇室と似たような扱いだなぁと思いました。

今回は、前門である大谷光真氏も同席していましたが、一言も発することなく退席です。メッセージはビデオメッセージだけでした。

大谷光真(Photo by 親鸞会)

即如前門(大谷光真氏)はビデオメッセージだけだった

そして、御影堂の出口で、長男の大谷敬くんが手を思いっきり振ると……、

大谷敬バイバイ(Photo by 親鸞会)

大谷敬くんの一挙手一投足が人気があったようだ

参拝者が「きゃー!かわいー!」と盛り上がっておりました。

次の伝灯奉告法要が、いつか分かりませんが、大谷敬くんが門主となる時には、本願寺で本当の親鸞聖人の教えが説かれ、本来の「本願寺」となってもらいたいと念ずるもん太でした。

ではでは。

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23 11月 2016

西本願寺の伝灯奉告法要に行ってみた(2)

執筆: もん太 | カテゴリ: 真宗十派

もん太@射水市民です。

西本願寺で行われている伝灯奉告法要の第4期に1日だけ行ってきまして、前回から、そのレポートをしています。

既報のとおり、お昼前に行ったところ、大きな行事である上に日曜日だというのに、親鸞聖人750回大遠忌法要法統継承式に比べて、明らかに閑散としていました。

「午後からの法要だから、団体参拝の皆さんは、先にどこかでお昼ご飯でも食べておられるのだろうか?」と、もん太も聞法会館の食堂へ昼食に行きました……というところで、前回は終わったのですが、さて、法要開始と案内されているのが2時ですが、その1時間前くらいにはどうなっていたでしょう?

本願寺の団体参拝(Photo by 親鸞会)

境内を進む団体参拝の集団

……というわけで、こんな感じです。

団体参拝の集団が、ツアーガイドの旗を先頭にゾロゾロと誘導されているのですが、親鸞聖人750回大遠忌の時に見た団体参拝の列とは明らかに何かが違うんですよね。確かに大遠忌と伝灯奉告法要の行事としての意義が違うんでしょうけど、それでも心配になるくらいです。

知人の西本願寺末寺の住職に聞いてみたところ、伝灯奉告法要の団体参拝の割り当てはあるそうですが、そんなに強く案内されていないそうです。そういうこともあってか、阿弥陀堂と御影堂の両堂脇にある、スロープ付近にだけ、案内待ちの団体参拝の人だかりができていて、境内は空いていました。

御影堂(Photo by 親鸞会)

御影堂の周辺に、案内を待つ団体参拝者が固まっている

もん太も、是非とも〝参拝〟したいと思いまして、スロープの所に立っているスタッフに、一般参拝者はどうしたらいいのか聞いてみた。

すると、御影堂の左にある龍虎殿にて受付を済ませればよいということでしたので、龍虎殿にて受付を済ませ、パンフレットなどを受け取り、スタッフに案内していただいて御影堂に入った。椅子席に案内されかけましたが「写真撮りたいので、椅子席はいりません」と言うと、快く許可してくれました。うん、いい人だ♪

……というわけで、無事に御影堂に陣取ることができました。

御影堂の内部(Photo by 親鸞会)

御影堂の内部。中央付近は満席だ

まずは、Web中継用のカメラの横に居ましたが、中央付近は満席!伝灯奉告法要は、やっぱりこうでないとね!

……ということですが、ここまで来るのに3人のスタッフの方と言葉を交わしました。

その3人の案内が、いずれもちょっと気になるんですよね。

スロープの係、受付係、一般参拝の案内係のいずれの方も「法要の開始は2時からですから、まだ大丈夫です」と言われます。

ここで、日程を確認してみますと……、

 13:45〜14:00  日程説明・挨拶・布教
 14:00〜15:00  伝灯奉告法要
 15:00〜15:30  伝灯のつどい

となっています。

確かに「伝灯奉告法要」は、2時からに間違いないんですが、その前に〝布教(法話)〟がありますよね?

よく、布教使の話で「お聴聞させていただきましょう」と言われているのに、なぜ「布教(法話)」の案内をしないのだろうか?蓮如上人も「仏法は聴聞に極まる」とご教示なのだから、この「布教(法話)」こそ、案内しなければならないのではなかろうか?

もん太は、この「布教(法話)」を聞きたいので、龍虎殿から御影堂に案内してくれるスタッフに「えっ?2時からですか?その前に、布教がありますよね?それは聞けないんですか?」と確認すると、ビックリした顔をして「あぁ、布教ありますよ。それなら、どうぞ」と、やっと案内をしてくれました。

そうやって、御影堂まで到着し、何とか13:45からの「日程説明・挨拶・布教」に間に合うことができました。

まず、司会者からの日程説明の後、何とかの本部長をされている原田晃耀氏の挨拶がありました。

原田晃耀(Photo by 親鸞会)

本部長の原田晃耀氏の挨拶

いつも気になるんですが、「ようこそ、ご参拝くださいましたという言葉遣い、どうでしょう?

「くださいました」って、仏法を軽くしていますよね。「ご参拝なさった」なら分かりますが……。

その挨拶の後、御影堂の脇に移動してみた。すると……、

御影堂の空席(Photo by 親鸞会)

御影堂の斜め後方は空席が目立った

中央付近に陣取っていたら分からないんですが、やけに空席が目立ちます。日ごろの光景ならいざしらず、日曜日の伝灯奉告法要という大行事だというのに、ちょっと寂しい感じがします。遅れて来る人があるんでしょうかね?

今回は、親鸞聖人750回大遠忌法要のように、両堂の周囲に仮設の参拝席が設けられることはなく、また、法統継承式のように境内にテントが設けられて中継ということもありませんでした……が、こんな感じなんですね。

そう心配している間に、待ちに待った「布教(法話)」の時間になりました。

野村康治(Photo by 親鸞会)

大阪の布教使である野村康治氏による布教が約6分

今回は、大阪府の野村康治という布教使でした。

磁石の例えなどをとおして話がなされましたが、〝生き方〟ということに重点を置いての話だったように思います。

何度か、阿弥陀仏が救ってくださる、ということを言われていましたが、是非とも、その救っていただくまでの道程をお聞きしたいと思いました。

……で、この「布教(法話)」は6分少々でした。

そして、満を持して(?)、2時からは伝灯奉告法要です。

阿弥陀堂と御影堂の両堂で、同時に行われ、前半は阿弥陀堂に門主、御影堂に前門。後半は、阿弥陀堂に前門、御影堂に門主が入堂しての法要でした。

大谷光真前門(Photo by 親鸞会)

前門の大谷光真(即如)氏が入堂

もん太のいた御影堂には、まず大谷光真(即如)門主が入堂しました。

それから、散華です。

散華(Photo by 親鸞会)

散華する僧侶たち

さすがに、こういう儀式はシッカリしていますね。

御影堂で散華(Photo by 親鸞会)

正信偈の前半は前門が御影堂、門主は阿弥陀堂だ

やがて、正信偈が始まりました。親鸞会の節とは違いますが、それでも、正信偈は正信偈ですので、何やら懐かしい感じがしました。

正信念仏偈(Photo by 親鸞会)

パンフを見ながら正信念仏偈、念仏和讃を唱和する参拝者

正信偈の途中で終わり、門主と前門が阿弥陀堂と御影堂の間を移動します。今度は、御影堂に大谷光淳(専如)門主が入堂です。

大谷光淳門主(Photo by 親鸞会)

正信偈の後半から門主の大谷光淳(専如)氏が入堂

そして、後半の正信偈。念仏和讃。それで終わりです。

この後は、「伝灯のつどい」です。

それは、次回に書きましょう。

ではでは。

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