もん太@射水市民です。
各世代ごとに昔懐かしの遊びってぇものがございまして、ベーゴマやらメンコなどを懐かしく思う方もいらっしゃれば、もん太のようにファミコンを懐かしく思う方もいらっしゃるでしょう。
そう、もん太が小学生の頃に黒船来航の如く登場したのが任天堂から発売された「ファミリーコンピュータ」ですね。それまでも家庭用テレビに繋いで遊ぶテレビゲームといえば、エポック社から発売されていたカセットビジョンなんてのがありました。これは親戚の家にあったりして「与作」というゲームにハマった記憶がありますね。最近のゲームのようなムダとさえ思える豪華なCGとは比較にならない「大きなドット」で描かれたピコピコ動くCG(?)が新鮮でありました。
そんなものがありながらも、ファミリーコンピュータは、その後の他社のテレビゲームもひっくるめて「ファミコン」と総称させるような革命的なゲーム機であったのであります。事実、小学校の友人の母など「ウチの子はファミコンばっかりやっててねぇ〜」と言ってはいたものの、見てみればセガだったりしたわけです。まあ、もん太の家はファミコンもセガもなかったわけで、ボードゲームやオセロといったCO2排出量ゼロの環境に優しくランニングコストの極端に安い遊びをしていたんですね。
……で、高校に進学した頃に登場したのが「ゲームボーイ」ですね。モノクロ液晶の初代ゲームボーイです。テトリスなんか非常にインパクトがあったのですが、ファミコンでお馴染みのスーパーマリオなんかもできちゃったりするアレです。大きなテレビもいらないし、移動中でもできてしまうので、けっこう流行りましたよね。言うまでもなく、もん太は所有していなかったのですが、所属していた卓球部は夏休みに1週間ほどの合宿を行いまして、その時の娯楽として友人に借りては遊んでいたわけです。
その時に、ハマったソフトが「桃太郎電鉄」ですね。通称「桃鉄」です!
その桃鉄を合宿の間、練習が終わればやりまくっていたので、非常に思い出深いゲームですね。皆さまもご多分に漏れず遊ばれたかと思います。
さて、前置きはこれくらいにしまして、最近機種変更したもん太のドコモのケータイですが、
シャープのSH-07Bですね。
最近のドコモのケータイには、電話機能以外にもうれしいムダ機能がわんさか付いてくるのですが、その中の1つが「iアプリ」です。
オサイフケータイとしても使っているもん太は、iアプリは電子マネーEdyくらいしか使わないのですが、ある時、愛車のメンテナンスで時間待ちしている間にiアプリ一覧を見てみたら、オマケのiアプリとしてあったのが、コレだ!
「桃鉄」キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
いや、もう、懐かしすぎるビジュアルに鼻血が出ちゃいましたよ。しかも、カラーじゃん!ゲームボーイの緑カブリを起こした白黒バージョンしか知らないもん太としては、衝撃の再会でした。まさか、オマケで桃鉄が楽しめちゃうとは……。しかも、2年決戦とはいえ対戦型!メンテナンスの待ち時間に十分楽しめてしまうので、うっかり2年間決戦をやってしまいました。
高校時代に合宿でやりまくったので、体が覚えているのか、ハリケーンボンビーという見慣れないキャラが登場するものの連勝してしまいました。
……で、桃鉄をよく知らない方もいらっしゃるかと思いますが、一言で言いますと桃鉄とは「双六(すごろく)」ですね。
プレイヤーは電鉄の社長さんという立場で、ゲーム開始時の所持金が1億円というところからサイコロを振って電車を進めて行くというもの。
各駅ごとに役割があって「物件駅」「プラス駅」「マイナス駅」「カード駅」などがあり、「物件駅」では、その地の産業に合わせた物件を購入でき、決算の時には物件ごとに決められた料率で収入が得られます。「プラス駅」では、スロットで出た金額をもらえ、「マイナス駅」では、逆にお金が減ってしまいます。「カード駅」では「新幹線カード」「特急カード」「急行カード」といった1度に振れるサイコロの数を増やす特殊カードや、相手の動きを制限するカードなどを入手できます。
目的地に最初に到着した社長さんは援助金がもらえ、次の目的地を決めることができます。そうやって決められた年数をプレイし、最後の総資産や総収益で勝敗を決めるという遊びなのですが、いろいろと戦略を練りながら、かなりハマります。
最初は、1億円ですが、何十億円くらいまで増えたり、一気にマイナス何十億円という借金を背負ったりしながらも、健気にゲームを進めて行きます。1つの駅での支出金額が数百万円〜数十億円単位の上に、物件の金額も上を見れば数百億円だったりするので、ゲーム終盤に「数千万円のマイナスです」と出ても「数千万円のプラスです」と出ても大した額に思えなくなってしまうんですね。現実世界では、数百円の損失でギャーギャー言っている有り様ですが……。
大勝してゲームが終わる頃には、所持金2000億円で、総資産が4000億円くらいだったりするわけですが、高校時代に桃鉄にハマった頃から思っていたのが、ゲーム終了時の空しさですね。
ゲーム中は、大金を持って他のプレイヤーとかけひきをして総資産を増やして行くのですが、終わった時には貯まりに貯まった総資産は勝敗を決める為の材料でしかなく、次のゲームが始まる時には再び1億円からのスタート。ハイスコアとして残りはするものの、数千億円で大勝して終わっても、数千億円で大敗して終わってもゲーム終了してしまえば何も変わらないんですよね。現実に戻ってみれば、ゲーム中で貯めたお金は使えるわけでなく、ゲーム中であっても、ゲーム終了してリセットしてしまえば次のゲームでは使えなくなってしまうわけです。
いくら大金を持っていても、そのゲーム中だけのこと。
でもさ……、
人生って桃鉄だよね?
桃鉄の中で「目的地」とされる駅は、趣味や生き甲斐といった「生きる目標」であって「生きる目的」ではない。そこに辿り着けば、それなりの達成感はあるかもしれないけど、次の「目的地」の駅へのレースが始まっているわけです。
そして、所持金をやりくりしてゲームを進めて行くさまは、まさしく人生そのもの。最初に定められたゲームの年数が終わる時が、人生の臨終。その時に、どれだけ大金を持っていても、どれだけ借金をしていても、貯金も借金も持っていけないわけです。歴史に残る大事業をした人は、桃鉄ならばハイスコアのように歴史に名を残すかもしれないけど、やっている本人からすればゲーム中は苦労したな……という思いしか残らない。1円たりとも自分のものにならないというのは、臨終に1円も持っていけない人間の姿そのものではないか?
華々しく見える大企業の会長さんも、どこぞの駅でその日暮らしのホームレスの方も、人生という桃鉄でサイコロを転がしながらゲーム中でしか使えないお金をかき集めているだけである。
桃鉄の1ゲームでどれだけの物件をかき集めようが、お金をかき集めようが、ゲーム終了と共にプレイヤーのものでなくなってしまう。同じ桃鉄の次のゲームですら使えないのだ。それなのに、2年間なり20年間といったプレーをしている間は、儲かったと言っては大喜びし、大損したと言っては悔しがっている。そんなことに、知恵を振り絞っている。
人生でどれだけのお金をかき集めようが、どれだけ幸せな家庭が築けようが、立派なマイホームを建てようが、人生というゲーム終了時には、リセットされてしまう。そんなものの為に、時間もお金も体力もつぎ込んでいる。
日本で最も成功した人とされるのが豊臣秀吉かもしれない。太閤にまでのぼりつめた秀吉の辞世の句はあわれである。
「露と落ち 露と消えにし わが身かな 難波のことも 夢のまた夢」
あの大阪城を築いて天下をわがものにしながらも、臨終には夢の中で夢を見ているようなものだった、と言っている。これがもし、失敗した朝鮮出兵が成功していたら満足していただろうか。それどころか、世界統一したとしてどうだっただろうか。いずれにしても、桃鉄で世界の物件を買い占めてゲーム終了したようなもので、それこそ夢のまた夢であったに違いない。秀吉の詳しい話は、こちらをご覧いただきたい。
親鸞聖人はいざ死ぬとなっても大安心・大満足の人生の目的を教えていかれました。死を前にしては、すべてを失っていかねばならない中で、永遠に続く幸福を教えられたのです。
「念仏称えれば、死んだら極楽」と教えられる浄土真宗の中において、親鸞会とご縁があって平生業成の教えを知ることができ、今生だけの幸せではない永遠の幸福を求めて、時間も体力もお金も使うことができる、本当に使い方を知ることのできた親鸞学徒は真に幸福です。何一つムダにならないのですから当然ですね。
その親鸞聖人の本当の教えを一人でも多くの方に知っていただきたいと思わずにおれませんでした。






